西表島一鷹でいただく、薪の窯焼きピザとOKINAWAN_FOOD

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今回の西表島では夜の居酒屋巡りも楽しみの一つとなっていました
今宵の、晩酌は西表の「一鷹」
移住者の多いここ西表島にあって、地元の方が経営されてる数少ないお店の一つです
そう西表島は移住者が多く、中には私の住む北海道出身の方がやっている「巴里のごはんや」なんてお店も有ったりします(もっとも西表まで行って北海道色の居酒屋ってのも考え物で行きませんでしたけどね)
 

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この日は大晦日という事もありますが、店内は満席
飛び込みでやってきてその日は無論、翌日も満席と断られたお客さんもいらっしゃいました
もっとも普段から人気のお店で予約していかないと入れないと事前に情報を入手し
私どもも予約の上でこの日は伺いました
 

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まずはオリオンビールで乾杯
お通しはまさかまさかの「カマイ(琉球イノシシ)」の味噌煮、しかも骨付きでした
そのカマイの狩猟期間は、毎年11月15日~2月15日の3か月間のみ
丁度旬を迎えるとあってカマイは食べたいと思っていた料理でした
そしてこのカマイ、基本野生の肉なのですが・・・ジビエらしくなく臭みがなく本当に美味しい
まぁこのカマイ、野生とは言え普段山のドングリやシイの実を食べているので
スペインのイベリコ豚と同じ飼料を食べているうえ、運動量は飼育されているものとはけた違い
まさか西表で肉料理とは考えていませんでしたが、味付けも良くこいつが美味しかった
しかもお通しの量では有りませんでした
 

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私はビールから始めましたが、我が家の奥さんが頼んだのが「パイナップルの生搾りサワー」
パイナップルが半玉を自分で搾り機で搾ってサワーにするというもの
牛角やはなの舞などのチェーン店でも女性に人気のサワーのようですが、さすがはパイナップルの本場
いかにも地元のカクテルとなりました
 

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さてここ一鷹での目玉は厨房の奥にある、店の「売り」でもあるピザ窯
西表らしからぬ薪窯は、耐火煉瓦や耐火石材で作られています
というか、今西表島ではこうしたピザが大流行
どこの居酒屋でも頼めるようです
 

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とは言え、出てきた「タランティーナ」がコレ
どうですか美味しそうでしょう
パリッパリに焼かれたピザは絶品でした
 

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さて他に頼むものですが、カウンター上の黒板に書かれた
「OKINAWAN FOOD」から頼みますが
一番上の琉球イノシシのたたきはお通しでイノシシを食べたのでそれ以外のもので頼むことに
 

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まずは「アダンのサクサク揚げ」
アダンはパイナップルに似た実をつけますが、今回食べたのは実ではなく新芽のほう
若い筍の穂先を食べるような触感の天ぷらですが
こいつは塩とタルタルソースでいただきます
 

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このあたりで飲物は石垣島高嶺酒造の泡盛にチェンジ
於茂登のボトル(500ml)を入れさせていただきました
割るのは水ではなく炭酸(ラベルが無い割に、これは明らかな観光地価格でしたが)
アイスペールに氷と琉球ガラス?のグラスでいただきます
そうそう「於茂登」は石垣島最高峰の於茂登連山の天然水で仕込んだアルコール度数30度の泡盛
ちなみにここ西表の地名の由来は於茂登(おもと)の西にあるからなのだとか
 

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続いて「ヒラヤーチー」
これは沖縄でおやつとしてよく食べられる家庭料理で「平焼き」の沖縄方言なんだそうです
お好み焼きや韓国のチヂミと言ったほうが分かりやすい料理です
 

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カウンターから厨房が見ててれますが、そんな厨房で気になったのが炒飯の鍋捌き
次々と頼む人がいるようで、たえず中華鍋を振っていたのが気になり頼んだのが


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「ラフテー焼飯」これがまたまさに絶品
〆の料理にはぴったりの一品でした
 

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そうそう気になった料理と言えば
お隣のテーブルで食べていた、同じ料理が3皿ほど出していましたが
なにやらそれは持ち込みの魚だったようで
それはきっと西表近海で釣ったものだったんでしょうね
次回はこんな魚を釣って料理してもらいたいものです
 

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てな感じで、色々あった一年でしたが、美味しく一年を締めくくることが出来ました




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この記事について

このページは、r-ohtaniが2022年2月 4日 06:05に書いた記事です。

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