日本最南西端に位置する八重山諸島に属する西表島
沖縄本島から南西約440キロにある島ですが、それよりは台湾からわずか190kmと言ったほうが地理的に判りやすいのかもしれません
そんなこともあり今回のエントリーのテーマとなるここ西表島や八重山諸島の水牛は台湾の日本統治時代に台湾人が持ち込み、それが定着したものなんだそうです
ということで西表島お約束の由布島観光
西表島から水牛車にのって渡るのが定番の観光コースです
まずは「旅人の駅 由布島」で由布島の入園料込みの水牛車のチケット(1,760円)を購入
海辺の浅瀬を
水牛車で海を渡る、西表島から由布島へのゆるりとしたひととき
水牛車にゆられつつ聞く三線が、実に心地よく
南国気分を味わいました
そんな水牛に揺られやってきた「亜熱帯植物楽園」
1969年の台風により大きな被害を受けてほとんどの由布島の住民は西表島に移住しましたが
西表ご夫妻だけ由布島に残り、「南国の楽園を作ろう」と夢見て、ヤシの木を植え続けたのだそうです
今では4万本以上の熱帯の植物が島全体に生えているそんな島
いわゆる島全体が西表ご夫妻の庭と化していたんですね
ちなみに由布島に住民がいた証拠として
島には「由布島小中学校跡地」が残されていました
そんな亜熱帯植物楽園
「東日本大震災から9年かけて西表島に流れ着いた杭です」との標識がかけられた白い杭
2020年の10月頃、亜熱帯植物楽園のスタッフが西表島に流れ着いた杭をマンタの浜と呼ばれる浜のガジュマルの木の前に立てられていて
ツイッターなどで話題となっていた杭です
宮城県気仙沼市から西表島までは直線距離で約2300キロ離れていますが、これはそんな簡単な話ではなく
東北から北米西海岸そして赤道付近に南下したあと、西進し沖縄の西表島へと、北太平洋を一周して日本へ戻ってきたと考えると思い深いものが有りますね
最後に蝶々園を訪れ
これまた噂の黄金のサナギを持つチョウを見てきました
この蝶は7cmほどになる、日本最大級の蝶「オオゴマダラ」でアクリルシートの温室内で優雅に舞っていました
そうそう帰りの水牛車の中で聞いたのですが、ここ亜熱帯植物楽園にはバードハウスが有り
珍しいカモのノバリケン、台湾アヒルやクジャクなどがいましたが、以前そのバードハウスに
「イリオモテヤマネコ」が入り込み捕獲に大変苦労したのだとか
なにせ2mは跳びますからそりゃ捕まえるのは大変だったでしょうね
捕獲したイリオモテヤマネコは保護センターに引き取られたのだとか
いや~是非ともその様子は見たかったな~
ちなみにこれは
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