カテドラル広場の「ベレン」とマカオ世界遺産「大堂(カテドラル)」

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セナド広場から少し歩いたところにあるカテドラル広場にはクリスマスに欠かせない飾りの一つ、「ベレン」がありました
このベレン、ベツレヘムの馬小屋に飼い葉桶で眠るイエス・キリスト、両脇に聖母マリアとヨセフそしてプレゼントを持っ来た東方三賢人(レジェス・マゴス)と言ったイエスキリストの誕生の様子がジオラマで再現されたもの
ここまかおの旧宗主国ポルトガルの伝統でしょうか
 

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さてカテドラル広場と言うからには、当然大堂カテドラルがありました
表札には聖母誕辰主教座堂と書かれています
この大堂やカテドラル広場は世界遺産である「マカオ歴史地区」の構成資産のひとつとなります
 

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大堂(カテドラル)は司教区を代表する大聖堂で、司教座を持つ教会にのみ用いられる呼称
非常に位の高い教会で、つまりはマカオで一番権威のある教会なんだそうです
現在の大堂(カテドラル)は937年に建てられたものですが、元はアジアの主教管区とて大航海時代である16世紀に建設されたのだそうです
建物正面のファサードは、飾り柱と突出した2つの鐘楼が特徴でどちらかと言うと目立たず厳かな印象でとても世界遺産とは思えない建物でした
 

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内部は奥に祭壇が有りますが、ステンドグラスが見事でした
祭壇の下には16~17世紀の司教や聖者の遺骨が納められているのだそうです
 

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「Jesus, I Trust in Thee」(イエス 私はあなたを信頼しています)と書かれた壁画には
慈悲を現わすのか?イエス・キリストの心臓から何か光りのビームの様な物が出ていました
そうそうミトラ (司教冠)を被ったローマ教皇のリアルな人形もその脇に展示
この人形はベネディクト16世?のように見えます
 

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そうそうクリスマス装飾の「ベレン」は大堂(カテドラル)の中にも設置されていたりと
この大堂(カテドラル)は来館者が少ない割には見ごたえが有りました
 

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このページは、r-ohtaniが2021年10月18日 05:31に書いた記事です。

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