アジアのB級グルメの代表格「バクテー(肉骨茶)」
マレーシアで古くから愛される骨付きのスペアリブを中国醤油ににんにくと漢方の旨味を加え、強力な火力でじっくりと煮込んだ薬膳スープ
ここマレーシアでは朝飯として食べたり、夜飲んだ後の〆に食べたりするそうです
前回「新峰肉骨茶」で食べたのが飲んだ後の〆でした
さてマレーシア森林研究所「フリム」からの帰り道
ツアーの昼食として立ち寄ったのは、これまたバクテーの名店として有名な「金得好味肉骨茶(Restaurant Kim Tek)」
午前11時ころの来店ですが、店内は地元の方らしき人々で溢れていました
そう豚肉料理であるこのバクテー
ここマレーシアで朝にこれを食べてスタミナをつけてから職場に向かうのがデフォルトのようです
そんなわけで店の営業時間は朝6時~午後2時(木曜日定休)と朝が早いのが特徴のようです
しかもなくなり次第終了で、12時を超えると大抵なくなるんだそうです
ガイドさんが慌ててやってきたのはそのためだったんですね、車を停める場所もなく大変苦労していたようです
やはりここは結構な人気店のようです
マレーシアのレストランの多くが、こうした入口を開けっ放しにした風通りを良くした開放的な店舗
店舗内には数多くの扇風機が回っていますが、エアコンはもちろんありません
こんな室内でバクテー鍋をガスで熱してしまうと、店内は暑くなってしまうのでしょう
ガスレンジは店の外で使われていました
それにしても、なんでイスラム教の国で豚料理なのでしょう
店の奥で大ぶりの豚肉の塊を切り刻むところも見て取れました
ちなみに常連さんは自分の好きな部位を指定して煮込んでもらうのだとか
そろそろバクテーが煮込まれるのか
まず先に薬味が出てきました
ニンニクに赤唐辛子、それとお揚げ麩
スープに生のレタスと前述の揚げ麩を浸して食べると最高なんだとか
さっそく試してみます
といううことで十数分待ったところで、いよいよバクテーの登場
とろとろになるまでに煮込んだ肉厚スペアリブがホロホロの状態で出てきました
2日前に食べたバクテーの超有名店「新峰肉骨茶」のバクテーも美味しかったのですが
私としてはこちらの店の方が好みの味でした
マレー半島の端にあるシンガポールでも独特のバクテーがあるそうですが
次回はそちらにも挑戦してみようと思います
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