さて少し前のお話ですが
昨年11月に伺った「諸星大二郎展 異界への扉 デビュー50周年記念」のお話を
一部に熱狂的なファンを持つ漫画家「諸星大二郎」
私自身もまごうことなき熱狂的な諸星フェチです
最初に読んだ諸星作品は「孔子暗黒伝」でした
本の巻末を見ると1978年初版と有りましたので、もう40年以上愛読している漫画家の作品と言う事になります
といった諸星フェチな私ではありますが、この諸星大二郎展が私の住む札幌で行われると知ったのは、札幌駅構内に掲げられていたポスターのおかげでした
ポスターを見た瞬間、諸星フェチな私ですからもちろんすぐに気づきましたが
このポスターが駅に貼っていなければ、この大事な諸星大二郎展を見逃してしまうところでした
師走も近づいた11月末ではありましたが、大掃除や年賀状作りはほっぽりだし
北海道立近代美術館に向かったのは言うまでもありません
展示室はいかにもマニアといった方々ばかり
シーンとした静寂のなか、皆さん見入ってました
という私も1時間弱、独創性の強い画風の原画の数々を堪能してきましたが
絵が下手だといって憚らない諸星大二郎氏
だからこそ丁寧に原稿に書き込んでいると何かの雑誌で読んだことがありますが
まさに丁寧に描かれたその原画はアート、すぐに異世界のなかに迷い込ませてくれます
ちなみにその諸星氏の画風はあの手塚治虫氏が「彼の絵柄だけは真似できない」と言わしめたものだったんだとか
さてこの展示、12月に原画の入れ替えもあるようで、今月ま再訪してもいいな~と思っています
と言う事で、今週末は西遊妖猿伝でも読み返してみます
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