さてメルセデス・ベンツといえば高級車のイメージがありますが
それは日本でヤナセがメルセデスブランドを押し上げたのが一番の理由です
実際にメルセデスベンツはヨーロッパを中心に商用車やトラックなどの分野においてそのシェアを稼いでいて
キャンピングカーなどのベース車にトラックやミニバンが使われていたりもします
今回のエントリーはそんなメルセデス・ベンツ製の働く車たち
メルセデスミュージアムにもそんなところを意識したフロアがありました
まずは
メルセデス ・ ベンツのタンクローリー「 LP 1513」( 1974年)
大型トラック「 Lo 6500」(1938年)
ベンツのキャリアカー「1624」(1980年)
後部にトレーラーを接続することも可能で最大11台もの車が積載かのなんだとか
キャリアされているクルマはもちろんメルセデスベンツでした
まずは初期のトラック
「3 トントラック」(1912年)
駆動はチェーンドライブで馬車のようなソリッドラバータイヤと時代を感じさせるトラックです
フロントタイヤが4本も装着されている
「 LP333」(1959年)
ダンプ トラック 「LK338 ケパー」(1960年)
どこかとなく愛嬌ののあるフロントマスクが良いですね
「 L409 ダブルキャブ ピックアップ」(1979年)
通称「デュッセルドルフ・バン」
正面スリーポインテッドスターの上に「THW」のロゴはドイツの災害救助機関を示しています
ゴミ収集トラック「 Econic 2628 NGT」(2005年)
NGTとは天然ガスを燃料としていているとのことで、名前の通りエコなトラック
特徴は路線バスのような引き戸式のドアで乗り込みが楽なうえ、キャビン内は立って歩ける程の空間を持っているので、写真のように子供が車内でうろうろ出来るほどでした
さてここでキャリーカーを2台
まずは
「814」(1992年)
このキャリーカーで多くのメルセデス・ベンツを納車したのでしょうね
そして有名な
「レーシングカートランスポータ」
これたしかプラモデルにもなっていたかと思います
働く車の代表格
消防車(1912年)
前述の3 トントラック同様に駆動はチェーンドライブで馬車のようなソリッドラバータイヤ
そのうえ屋根のない運転席
ところで1912年といえば日本では明治時代
ようやく火消しに代わって消防隊が組織されたばかり
消防ポンプ自動車が配置されるには大正時代を待たねばならなかったようです
メッツ社のターン テーブルが付いたはしご付き消防車
「LF 3500」(1952年)
はしごは22m伸びるんだそうです
続いて救急車両
モバイル集中ケアユニット 「スプリンター 313 CDI 」(2001年)
そしてメルセデスの働く車と言って忘れてはならぬのが「ウニモグ」
シングルタイヤ・全輪駆動の利便性からか累計40万台以上が生産されています
けれどそのウニモグをさらに有名にしたのが、ダカール・ラリー
カミオン(トラック)部門で競技車として活躍の他、チームの荷物や補修部品を運ぶサポート車として重宝されています
写真のウニモグは「ウニモグ U500」(2004年)
ボンネットにある「Unimog」のロゴが誇らしげです
ちなみに、このウニモグは冬季装備
除雪車仕様となります
前部に見るからに強力なローラリーのローラーが装備されていました
「NECAR1」(1994年)
世界で初めて燃料電池車です
これは働く車ではありませんが、キャンピングカー好きにはよく知るウエストファリアのキャンピングカー
ベースはもちろんメルセデス・ベンツ
「ビアーノ マルコ・ポーロ CDI 2.2」(2005年)
さて次に続きます
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