メルセデス・ベンツミュージアム探訪
2回目のネタは「バス」
高級車のイメージの強いメルセデスですが、実はバスや商用車、特殊用途作業車などの分野も得意とするところ
ということでまずは「バス」から
アジアの匂いがするこの派手な塗装のバス
実はアジアとは反対側のアルゼンチンにあるTransportes La Perlita SAというバス会社のもの
美しいヒップラインのボンネットバス
前述のアルゼンチンのバスもそうでしたが、後方上部が丸みを帯びているのが特徴のようです
これは某所で撮影した、中央バス所蔵のボンネットバス「まき太郎」
やはり後方上部が丸みを帯びています
写真はシュッツガルトを走っていた市バスでしょうか
現在のバスはその容積を最大限得ようとしているのか、いかにも角々しいのですが
この時代の丸みを帯びたバスは何だか愛着が持てますね
これまた美しデザインの
「二階建てロンドンバス」
ダイムラーが製作したのが一番最初の二階建てロンドンバスだったんですね
2階の囲いや車体には「VANGUARD(英国の投資信託会社)」や「LIPTON'S(言わずと知れた紅茶専門家)」といった広告が描かれています
ラッピングバスとしても初めての試みだったんですね
そしていかにもボンネットバスに見えるこの車
車内を覗けるように、足場が置かれていますが
覗いてみるとなんと事務所
どうやらこれ「移動式の郵便局」のようです
よく見ると車、正面上部に「POSTAMT」と表示が出ていました
ご親切に営業時間外の投函のためかポストも設置されていました
1974年サッカーW杯西独大会で、西ドイツ代表選手を乗せたバスも展示
ベッケンバウアーやミューラーなどの代表選手もこのバスに乗ったんだろうと
説明書きを読むと残念ながらこのバスはレプリカでした
けれど2007年のワールドカップ優勝杯や
優勝パレードに使われた車
ガラスケースに飾られる、ドイツ代表にまつわる展示品は本物
そういやこのメルセデス・ミュージアム自体が2006年にドイツで開催されたサッカーワールドカップを機にリニューアルされたんでしたね
メルセデス・ミュージアムのバスはこんな感じ
次ははたらく車でも紹介しますか
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