ゴールンウィークにヨーロッパを旅するとどうしてもぶつかってしまうのが
5/1のメーデー(労働者の日)
祝日にあたりお店やレストランなどが一部を除き軒並み店を閉めます
滞在日数の短いなか、この日をどう使うか毎度頭を悩まします
そんな祝日となるメーデーの前日
日本の花金のようなものなのか?
フランクフルト中央駅前の通りには屋台やレストラン前にテラス席が並び、まだ時間は早いのですがお酒と食事を楽しんでいる方を多く見かけました
呑んでいるのはフランクフルトの名物のアップルワインやビールといったところでしょうか
そんな駅前の屋台には生鮮食品を売る屋台も人気
中には屋台というにはあまりにも立派なたたずまいのものも
なかにはこんな冷凍ケース完備の屋台までありました
よく見るとトレーラータイプのようです
さてフランクフルト・アム・マインの街をレーマー広場に向け歩いていると
高層ビル群の中にユーロ圏の国の金融政策を担う、欧州中央銀行があり
そ前にはTV映像などでよく見る「ユーロ」の看板がありました
そんな看板の周りには中国から来られたであろう観光客がこの看板をバックに写真を撮ろうと躍起になっていました
そんな超高層ビルがならぶ近代的な金融街を通り過ぎ、旧市街地のほうに足を延ばすと
タイムスリップしたかのように、中世を彷彿させる建物が軒を並べる街並みのベートマン通りへ・・・
ここにはフランクフルトの中心レーマー広場があります
切妻屋根が美しいファサードの建物にはEU・ドイツ・フランクフルトの3つの旗が掲げられていますが、これがなんとフランクフルト市庁舎なんだそうです
なかなか洒落ていますね
木組みの歴史的建築物が取り囲むこのレーマー広場の中心には
知恵と戦いの女神ミネルヴァ像の噴水がありました
その昔、神聖ローマ帝国の皇帝の戴冠式が行われた日には、この噴水からは水ではなくワインが出て市民に振る舞われたのだそうです
ちなみにこのレーマー広場では世界最古にして、ドイツ最大級(毎年300万人以上もの来場)のクリスマスマーケットが開催されるのだとか
いつの日か訪れたいものです
そんなレーマー広場すぐ近くには街のシンボル的存在「聖バルトロメウス大聖堂 (Dom)」があります
幾度も修復されていますが、第二次世界大戦でも破壊されその後修復されたはずが
私の訪れた今もまた修復工事が行われているようでシートが掛けられていました
レーマー広場の隣には
ドイツ史上最初の国民議会「憲法制定ドイツ国民議会」が開かれたパウロ教会があります
煉瓦造りのこの教会で憲法制定ドイツ国民議会が開かれという逸話の教会です
続いてカタリーナ教会
『アルプスの少女ハイジ』のモデルになった教会で
アルムの山を懐かしがり、山が見たくてこの塔に登る話があるのだとか
こうしてドイツ初日、フランクフルト・アム・マインを観光した後は
当然のようにビールを呑みにビヤホールへ
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