大和ミュージアム企画展『戦艦「長門」と日本海軍』

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平成17年にオープンした「大和ミュージアム」
出来た当初からこれは是非とも見に行かねば思っていましたが、10年越しの夢がようやくかない今回、「大和」を見に行くことが出来ることとなりました
 

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海上自衛隊呉資料館「てつのくじら館」で海上自衛隊の足跡を垣間見た後に向かったのが
向かいにある「大和ミュージアム」でした
双方ともに9時に開館しますが、10時から始まる大和ミュージアムで行われるボランティアスタッフによる「展示解説ツアー」に参加したくて、こちらを後に回しました
 

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さっそく総合受付で受付し入館しますが
常設展のほかに企画展もやっていたので、こちらのチケットも同時に買うことに
 

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その企画展の題名は
『戦艦「長門」と日本海軍』
日本海軍の歴史の中で最も長い期間、連合艦隊旗艦をつとめた戦艦それが「長門」
米国ハワイの真珠湾攻撃を指示する電報「新高山(ニイタカヤマ)登レ 一二〇八」は、その長門から発信されたそうです
のちに旗艦の任を「大和」にゆずった「長門」でしたが、大和を温存させるためなのか
マリアナ沖海戦やレイテ沖海戦などに参加し、各海戦にて損傷を受けながらも
航行可能な唯一の戦艦として終戦を迎えました

そして戦後、アメリカ軍に接収された「長門」は、昭和21(1946)年、ビキニ環礁で行われた核実験の標的となり沈没といった悲しい最期を迎えております


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海軍記念日の広報ポスターにはその長門のイラストが使われていました
国威発揚に使われたのでしょう
二番館の「陸奥」とともに国民から「日本の誇り」として広く親しまれたそうです
 

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展示物を見て回りましたが
結構撮影禁止と書かれたものが多かったように思えます
 

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姉妹館「陸奥」のその装甲板とボルトも展示
ちなみにこれも「陸奥鉄」
戦前に製鉄されたため陸奥の船体の鉄はコバルト60という放射性物質が含まれていないことから、微量の放射能を測定する装置に使われているのだとか
貴重な鉄のようですね
 

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ここ大和ミュージアムには陸奥に関する展示が他にもあり
玄関前のレンガパークには主錨
そしてその奥には「陸奥」の誇る世界初の41センチ砲の砲身が展示されていました
 

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そんな『戦艦「長門」と日本海軍』展を見ている間に
そろそろお目当ての大和ミュージアムのボランティアスタッフによる「展示解説ツアー」が始まるようなので、そちらに移動することに

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このページは、r-ohtaniが2018年12月14日 20:48に書いた記事です。

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