宮島と言えば牡蠣と双璧をなすのが、穴子飯
その名を知らしめたのが、創業明治三十四年の有名老舗「あなごめしうえの」
明治30年に開業した宮島口駅で駅売弁当として生まれました
当時の価格は15銭、宮島の名物として定着いたしました
そんな歴史を思い起こすように店の前には歴代のお弁当のパッケージが展示されていました
そんな、あなごめしうえのの前には人・人・・・・・
昼少し前と言うこともあり大勢の方が並んでいました
店の中にも行列が出来ています
ここを訪れる客が多いのが一番の原因ですが、それに加え「あなごめしうえの」のあなごのかば焼きの作り方が丁寧なことから作るのに時間がかかるのもその理由のようです
店の外には、タレが焼けた香ばしい匂いがします
店の中で食べたいのは山々ですが、2時間待ちは当たり前
それでなくとも分刻みのスケジュールの私どもの旅ですから、これは最初から無理と判っていました
それでも食べたいのが、うえののあなごめし
聞くところによると、弁当は予約が可能なんだとか
広島に伺う前にしっかりと予約してありました
ところが予約してあった事から、これはすぐに買えるだろうと安心しきって伺いましたが
店の窓口で言われたのは、予約であっても並んでくれとの事でした
このあとマツダミュージアムでの見学ツアーの時間が迫っていたので、ちょっっと気が急きます
余裕をもって想定していた時間の電車をあきらめ、ギリギリの時間の電車に替えて待つこと30分
ようやく手にしたのがこのあなごめしでした
と言うことで、ようやくのことで経木の折箱に詰められたあなごめし弁当を手にし
ついでに宮島口駅前のコンビニでビールを入手
この後、予約してあるマツダミュージアムでの見学ツアーのため
向洋駅に向かう山陽本線で駅弁として頂きましたが、穴子は焼き焦げが香ばしいのにふわふわ
ご飯もかば焼きタレが味飯にしっかりなじみ
さすがは老舗と考え深く頂きました
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