宮島口からJR山陽本線の普通列車で「うえののあなごめし」を頬張りつつ
今度は東へ向かいます
広島駅を飛び越し向洋駅で下車
向かった先は広島を代表する企業「マツダ」の本社でした
ここへやって来たわけは
マツダ本社敷地内にある見学施設「マツダミュージアム」での見学ツアーに参加するため
完全予約制のこのツアーということで、ここへ来る前に予約してありました
時間とともにバスに案内されマツダの工場敷地内を走りマツダミュージアムへ
向かう途中も企業秘密があるようで、撮影禁止との事でした
ほどなくマツダミュージアムに到着
まずは歴史展示
東洋工業時代の3輪トラック
「TCS型」(1935年発売)3輪トラックと、「GB型」(1949年発売)3輪トラックから説明が始まります
続いて「T2000」(1957年発売)3輪トラック
その奥に見えているのは「R360クーペ」とボンゴの初代モデル
これは私にも見覚えがあります
「コスモスポーツ」(1967年発売)
といっても実写を見たのはこれが初めて
見覚えがある理由は『帰ってきたウルトラマン』怪獣攻撃部隊MATの専用車両として
憧れの車として見ていたからでした
まぁそれ以外にも世界初2ローターRE搭載量産モデルとしての価値のある車だったりします
続いて「コスモL」(1979年マイナーチェンジ版)
そして「サバンナGT」
これは「日本GP」優勝車の市販バージョン(最高出力120馬力の12Aエンジンを搭載)
安価なスポーティーカーとして人気があったそうです
「初代サバンナRX-7」(1978年発売)と「アンフィニRX-7」(1991年発売)
とロータリーエンジンの車がずらり
というかこれはマツダのこだわりなんでしょうね
やはりマツダといえばロータリーエンジン
ロータリーエンジンのコーナーももちろん有りました
手前からコスモスポーツに搭載された、世界初の量産型ロータリーエンジン「10A」
その奥がルーチェロータリークーペに搭載された13Aとロータリーエンジンがずらり
サイドハウジングが取り外され、内部が一目瞭然のロータリーエンジン
まゆ形のローターハウジング、三角形のローター、その中に通されたエキセントリックシャフトなどが見ることが出来ます
分解モデルも展示されていました
ロータリーエンジン展示スペースの目玉がコレ
1991年のル・マン24時間レースにおいて総合優勝を果たした
787B 55号車
ルマン優勝車をここで保存するため
レースには出ずに787Bは追加製造されているのだとか
まさに貴重な一台ですね
レシプロエンジンモデルももちろん展示
「ユーノス・ロードスター」(1989年発売)
サイドに貼られているステッカーは、この初代ロードスターが累計生産500万台となった言うことでしょうか
「オートザムAZ-1」(1992年発売)などなど
続いて技術展示
ですが、その前に安全性
衝突実験で使用されたCX-5ですが
ボンネット周りはこれでもかと壊れていますが、乗車スペースは無事というもの
その秘密はということで
まずはボディ
ここではCX-5をモデルに展示されています
そしてマツダの新世代技術「スカイアクティブ・テクノロジー」
マツダ車の平均燃費をグローバルで2008年比で30%向上させる技術の集大成
ダッシュボード周りのアッセンブリをみたら
次はいよいよこのツアーの目玉
宇品工場の組み立てラインに潜入です
もちろんここも撮影禁止
下の動画のような組み立てを直に見ることに
にして広々とした工場でしたが人は数えるほど
次々とクルマが組み立てられていくのですが、なんだかロボットが勝手に車を作っている
そんな感じでした
未来展示でマツダの将来展望を示していただき
マツダミュージアム見学ツアーは終了
zoom-zoom !と楽しませていただきましたが、マツダはいくらハイブリットやPHVが発達しようとも2030年になっても、ガソリンエンジンがまだまだ主流
ガソリンエンジン好きにはたまらない話ですし
それに加えマツダのロータリーエンジンに対する思いはこのミュージアムで散々見せつけられました
現在マツダのロータリースポーツプロジェクトが再活動しているそうですが
またいいロータリーエンジンの車を作ってもらいたいものです
ちなみにこの後、広島のバスターミナルへ戻りますが
流石は大勢の方が働く本社及び工場
すぐ前からバスが出ていました
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