下の写真はホテルの前に展示されている名車たち
真っ先に目に飛び込んできたのは縦目メルセデス『メルセデスベンツ 250S』ですが、その奥にはなんと『メルセデス ベンツ 300SL ガルウィング』が鎮座していました
これと同じ車種が小樽にあった「石原裕次郎記念館」で展示されていたこともあり、小樽勤務時代に仕事の関係でしょっちゅう目にしていた名車
ここを訪れる環境客のもこの車に釘付けです
他にも世界最速の4ドア・サルーンと言われた「300SEL 6.3」をベースにAMGが作り上げたレース仕様車「300SEL AMG 6.8」やジャッキー・イクスがル・マン初勝利(1969年) した時の『フォード GT40 "Gulf Racing" 』などスーパーカーが展示されいます
昨今こうした名車やスーパーカーが資産投資の対象となり、オークションでは信じられないような価格で落札されているようですが、この数台で一体何千万いやもとい億になるのではないかといった名車ばかりが、たいしたセキュリティもなく展示されていました
展示されていたのは、今回のシンガポールGP観戦のための宿
「JWマリオット シンガポール サウスビーチ」の前
メインGATE3から徒歩3分といった立地のホテルですから、シンガポールGP目当ての観戦客も大勢宿泊するのでしょうね
ホテルのレセプションにもF1のステアリングやヘルメットのレプリカの展示があり
否が応にもF1観戦気分がもり上がってきます
さてホテルを訪れた時はまだ朝8時
さすがにチェックインは無理でしょうから、スーツケースだけ預けて街へ繰り出すつもりで
ダメもとでスタッフに聞いてみたところ、機内で一泊して来るといった強行軍で焦燥しきった顔を見て哀れんでくれたのか?空いている部屋に入れてくれるとの事
当然すぐにチェックイン、いつも分刻みのスケジュールの私どもですからこの配慮は大変助かりました
早速部屋に入りましたが、なにやら普通の部屋とはちょっと違う雰囲気の部屋
というのもエントランスから室内へ幅広くとられています
どうやらこの部屋は車椅子に対応した身障者向けの部屋だったようです
だからこのシンガポールGP当日に早朝でも空いている部屋があったんですね
窓を開けるとそこには中庭らしき空間
ただしその庭に出る出入口は有りません、そしてその庭の奥には休業中のラッフルズホテルが望めました
ラッフルズと言えば併設するロングバーにシンガポールスリングを呑みに行かねばならぬようですが、ホテルは休業中
仮店舗の営業と言うことできっとつまらなそうなので次回に繰り越しです
さて身障者用の部屋をあてがわれたのですが、設備は通常のツインルームと変わりがなく
かえって広い部屋のようでした
部屋にはベットが2つに、大型テレビとデスク
デスクの奥にはユニバーサルコンセントが設置されていて
日本の電気製品も電圧を気にしなければ使える仕様となっていました
流石はシンガポール、国際都市ですね
こういうのを見ると日本のホテルの設備はどうなんだと思わずにいられません
さてこの辺りでお気づきかもしれませんが、このエントリーは私自身の覚書の意味合いもあります
と言うことで部屋の設備を列挙すると
ミニバーにはお酒のミニボトルとアイスペール
ミネラルウオーターのペットボトルが4本にインスタントコーヒー
そしてシンガポールで紅茶と言えばやはりこれ「TWG」
TWGは世界屈指の紅茶のブランド、ホテルのミニバーのももちろんこの銘柄が並べられていました
ところで冷蔵庫が見当たらないと思いきや、ミニバーの下に引き出し式の冷蔵庫が備えられており、引き出しを引くと少しばかり空きスペースがありここでコンビニで買ってきたタイガービールを冷やすことに
クローゼットにはアイロンとアイロン台、スリッパ、セキュリティボックスにガウンが用意されていました
ちなみにクローゼットには靴置きがあったのですが、革靴をそこに仕舞ってしまったのが大間違いの元
チェックアウトの際、気づかずホテルに革靴を忘れてしまうといった大失態をかましてしまいました
ただその革靴、たまたまその翌月に我が家の奥さんがシンガポールを再訪問し持ち帰ってくれたんですけどね
JWマリオットのスタッフと我が家の奥さんに感謝です
ちなみにその時のホテルとのメールのやり取りがこれです
『From: "JW Marriott, Singapore South Beach Housekeeping"
Date: Tue, 18 Sep 2018 08:35:02 +0000
Subject: Lost and Found Shoes in Room 1228 (Checked Out 16-Sept-2018)
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Dear Ms. Otani,
Greetings from JW Marriott Hotel Singapore South Beach!
We have received your enquiry regarding your lost item 1 pair of shoes from Room 1228.
We are pleased to inform you that we have found it and it is currently with our Housekeeping Department.
You may wish to drop by our hotel to collect your item back anytime at your convenience.
Do get back to us on when will you be coming back so we can make arrangement to send up once you arrive.
Please do not hesitate to contact us if you have any further queries.』
さて部屋の設備に舞い戻りますがこの部屋が身障者用ということなのでしょう風呂桶が無い替わりに、広々としたシャワールームがあり手すりなどが設置されています
トイレも同じ部屋ですが、そのトイレには特筆すべきものが設置されています
なんとそのトイレには、TOTOのウオッシュレットが設置されていたんです
ちなみにここシンガポールでウオシュレットが設置されているのはここJWマリオットのみなんだとか
ベットのターンダウンの際、枕元にはF1の形をしたウェルカムチョコレートが置かれていました
さて次は部屋の外のホテルの設備
ここJWマリオットのメインプールは地上18階にあるインフィニティプール
マリーナ・ベイ・サンズが望めるとの事でしたが、残念ながらこのシンガポールGP期間中は入れないようでした
ということで別館6階にあるインフィニティプールへ
こちらのプールはメインプールとは違いこじんまりとしたプールで
数は限られますがパテーションと観葉植物で仕切られたプライベートなソファーがあったりとゆったり過ごすにはもってこいのスペース
そのうえプールのそばに写真のようなビールタップ(PERONI)を備えたバーもあります
バーの奥にはプロパンを火力にした巨大なBBQコンロも見て取れますし
私好みの空間で次回ここに来た際はここでのんびり過ごしたいものです
それに加えなんとこのプールからはシンガポールGPのコースを見下ろせました
ここから見下ろせる道路にゼブラゾーンと観客席が見て取れますが、ちょうどコースのターン8コーナーとなっていて、まさに絶景スポット
こんな席でシャンパンでも嗜みながらF1観戦なんてのもおつなものですね
でもきっとお高いんでしょうね
ちなみに予選の合間にホテルに戻ってきたときに上に見えたのがそのプールのあるフロア
JW Marriottの看板の上に人が見えるのがそんなリッチな人たちでした
さて設備も一通り確認できたことですし
ホテルのクラブラウンジへ行って朝飯でも食べに行く事にしますか
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