キャプテン・クックの生家「クックス・コテージ」

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ヨーロピアン・ビア・カフェでオージービーフを食べ
お腹を満たした後、近くにあったフィッツロイガーデンをうろついたあたりで
連日の弾丸ツアーの疲れが出たのか睡魔に襲われこの公園でちょっと休憩、昼寝をむさぼります
ちなみにこのフィッツロイガーデン150年の歴史を誇る、総面積26ヘクタールの緑豊かな公園なんだそうです
 

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その公園で気になる人の名が記された看板を見かけました
その人の名はジェームス・クック
キャプテン・クックとして南太平洋を帆船で切り開いた大航海時代の人物
ここオーストラリアではカンガルーの命名者として知られています


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けれど私がこのジェームス・クックの名として記憶に残っているのは
英国の大航海時代における功績ではなく、アメリカの宇宙計画に付けられたジェームス・クックが乗った宇宙船等の名前でした

イギリス北西部の小さな港町ホイットビーのウォーカー社に雇われて船乗となったジェームス・クック
当時発明されたクロノメーターを駆使することにより」航海士としての地位を高めます
その時に乗った船の名が「フレンドシップ号」
ガガーリンに代表されるようソビエトと熾烈な宇宙開発競争で完全に遅れをとっていた中、アメリカ初の宇宙計画であるマーキューリー計画で、逆転の起点となったジョングレンの乗り込んだ船の名は「フレンドシップ7」(写真はワシントンのスミソニアン博物館で見た現物)詳しくは映画「ライトスタッフ」をご覧ください
 

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その後クックは航海士に飽き足らず、英仏戦争において海軍に志願
乗り込んだのは砲術練習船「イーグル号」(これは偶然かと思いますがアポロ11の司令船の名がついてますね)


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そこでクックは昇進を遂げ「マーキュリー号」(先ほど紹介したアメリカ初の宇宙開発計画の名前です)という戦艦の船長に就任しています

そして彼の名を確かにした第一回探検航海の船として名高い英国軍艦「エンデバー号」
スペースシャトルのオービタに同じ名がありますが、これはまさしくこの船の名が付けられていたというわけです
 

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3回に渡る世界大航海を指揮し実績を残したジェームス・クック
その生家たる「ジェームス・コテージ」が、イギリスのヨークシャーから船で運び、メルボルン100年祭を記念してメルボルンのフィッツロイガーデンに移築したのがこれ
オーストラリアで最古の建築物となるコテージです
 

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まぁ本音を言うとフロンティアを求めた歴史上の人物にしては
小さなみすぼらしいコテージというのが私の実感でした
 

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200年前の当時の生活
クックが暮らした当時そのままに残されています
 

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当時の衣装なども無造作に並べられていました
 

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クックス・コテージの裏にはクックの功績をたたえるミュージアムになっており
教科書で見たような肖像画などが展示されていました
 

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こんな感じで偶然、オーストラリアの歴史にも出会うことが出来ました
さてこのあとオーストラリアのキャラバンパークで見かけたBBQコンロを求めホームセンターを彷徨うことに

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2018年7月18日 22:07に書いた記事です。

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