今年5月20日に開港40周年を迎える成田空港
おめでたい話なのですが、私にとっての成田空港開港は三里塚闘争(成田闘争)なしには語れません
成田空港はその後、その失敗をあざ笑うかのように続々と登場するアジアのハブ空港(タイのスワンナプーム、シンガポールのチャンギ、韓国の仁川)ににとってかわられます
それらの空港の経済活性化による恩恵を鑑みると
この日本最大のの公共事業失敗による甚大な損失は計り知れないものと思われます
ボタンの掛け違いとも言われますが、何が悪かったかはもはや過去の話のはずです
けれど今もなお空港用地内に残る横堀大鉄塔とそこで見張る人
への字型に曲がった誘導路を見ると私自身開港40周年を素直にお祝いできずにおります
そんな暗い話はさておき
成田空港での3軒目のラウンジ訪問
そう今朝3回目の朝食ならぬ3軒目の朝呑みは「アドミラルズ・クラブ ラウンジ」
今回のチケットはJALのチケットですが、同じワンワールドアライアンスのラウンジということで入ることが出来ることから訪問することにしました
さて航空会社のラウンジの話がづいていますが、
そのラウンジについて今更ながらおさらいです
通常飛行機に乗る際は他の公共交通機関とは違って普通少し前に空港へ行き、搭乗手続きと手荷物検査を済ませなければなりません
搭乗手続きと手荷物検査を済ませたのち搭乗口に向かいますが、当然時間は余しがち
飛行機の搭乗時間までは搭乗ゲートの前に設けられているベンチで待つこととなります
閑散期ならばそれでも良いでしょうが、私が飛行機に乗るような繁忙期はそんな席も混雑しており座れなかったりもします
あました時間をバーやカフェで時間をつぶそうにも空港値段となっていますので結構な負担です
けれど航空会社のラウンジが使えるステータスだとそんな心配はなく
手荷物検査を受け後、各航空キャリアが威信をかけ開設したくつろぎの空間でゆったり生ビールなどを飲みながら至福の時を過ごしたりできます
いやもといそのラウンジでのサービスが目当てで早めに空港に行ったりもします
そんなラウンジ、もっとも古いのは空港ラウンジはアメリカン航空がラガーディア空港に1939年に開設した「アドミラル・クラブ」だそうです
アドミラル・クラブは日本の玄関口である成田空港にもあり、滑走路を望むいい場所にあるうえ、結構なスペースをもらっているゆとりのラウンジだったりもするそうなので
今回搭乗まであまり余計な時間は有りませんが、立ち寄ることにしました
さて受付をしようとスタッフにチケットを差し出すと
隣にいるJALのスタッフに渡してくれとの事
えっJAL?ここはアメリカン航空じゃないの?と思いましたが確かに隣にJALのグランドスタッフがいらっしゃいました
実はこの時間「JAL LOUNGE with American Airlines」というJAL独自のサービスをご提供
ラウンジ内にてJALのスタッフが、お客さまをお迎えするうえ
JALのサクララウンジの飲み物や食事と同じサービスが、アメリカン航空のラウンジ内で受けられるようになっているとの事でした
まぁサクララウンジも最近のステータス人気で訪れる人が増え
繁忙期は混雑していますので、その緩和策として閑散としていたアメリカンに助けを求めたのかもしれません
そんなアドミラルズクラブのリビングはこんな感じで、ソファーがゆったりと配置されかなり広々としております
奥の壁には日本を意識した絵画が展示されていました
そうここを訪れる欧米の外国人には日本びいきが多いのでしょうから、きっと喜ばれるのでしょうね
続いてダイニングのエリア
ビジネス客を意識してか1人から2人用の席が結構ありました
さてラウンジといえば、肝心なお酒
各種アルコール類はワインやスパークリングワインを筆頭に日本酒と焼酎などのスピリッツ
ツマミにはチーズが並んでいます
生ビールはキリンの一番搾りプレミアム
先ほどのキャセイのラウンジもそうでしたが、さすがにここは関東圏
キリンビールが頑張っています
この後の機内では缶ビールしか飲めませんのでここは生ビールにいたします
ホットミールはまだ朝一ということで
残念ながら朝食メニュー
ポークウインナーにスクランブルエッグなどのいかにもブレックファーストといったフードが並びます
これが夕方になると材料が用意され自前で作るハンバーガーなどが並ぶのだそうですが、残念ながらまだ朝でこんな程度でした
クロワッサンにデニッシュ
カラフルなケーキとサンドイッチが並んでいました
ちなみにここのサンドイッチは結構お勧め
生ビールによく合いました
こんな感じで成田空港の3軒のラウンジ探訪は終了
そろそろ搭乗時間となりましたので搭乗口に向かいます
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