不発に終わった知床での舞茸採り

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さてお盆休みを利用して行った、北イタリアの話の途中ですが少しばかり飽きてきたので
このあたりで日本での話戻します
久々に先週の土日は休みとなったので、JALの「おともdeマイル割り」を使い
知床へ行ってきました
このおともdeマイル割りだと一人は10,000マイル
もう一人は21,000円と、実質2人で新千歳~女満別を往復できる格安のチケットなんです
我が家の知床旅行の定番チケットです
実をいうとその前週である敬老の日の連休にこのチケットを取っていはいたものの台風18号が近づいて来た事もありこの週での知床渡航はキャンセル
この週に持ち越しとしていました
 

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土曜日曜の2日しかないことから
先方での時間を長くとろうと朝一の女満別行きの便を予約いたしました
新千歳空港を発つ時間は午前7時35分
朝一のJRエアポートで向かいましたが新千歳空港に着いたのは7時少し前
あまり時間はありませんでしたが、ここはJALのダイヤモンドプレミア・ラウンジに寄らないわけには行きません
というのもこの日は朝食をとる間もなく自宅を出発していますが、この日はかなり体を動かす予定ですのでしっかり朝食を取りたかったからです
そうこのラウンジのは軽食が用意されているんです
 

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とうことでJALダイヤモンドプレミアラウンジの軽食
メゾンカイザーのパン
そしておにぎり二種類
 

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いつもなら滑走路の見えるカウンター席でビールを飲んでいましたが
今日はこの後、レンタカーの運転が有るのでビールはパス
パテーションで仕切られているこの席でいただくことにします
 

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おにぎりはみそ汁とともに
メゾンカイザーのパンはオニオンスープとともにいただきました
これだけ食べればこの後の山歩きも楽勝でしょう
 

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45分のフライトであっという間に女満別へ
この日、空は曇っていましたので遊覧飛行とはなりませんでした
が、北見辺りから雲が途絶え道東の町並みや山々の景色が広がってきます
特に下降する際にはオホーツク海や野取湖が望めました
ただ残念なことに高度が高く、野取湖で旬を迎えるサンゴ草は見ることはかないませんでした
 

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到着後レンタカーを借り、目指すは知床の山
ちなみにこのレンタカー、2日借りて6,500円
わざわざ札幌から車で走ってこないのはこのためです
 

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さて今回、飛行機を予約してまでやってきたわけは
天然の舞茸採り、そして鮭釣りのため
特に貴重な舞茸は今がシーズン
女満別に到着したあたりから、今年もこんな舞茸を採ろうと心が躍っていました
(写真は昨年採った天然の舞茸)


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さてこれがそのいつも入山している
舞茸のなる森です
杉や落葉松が規則正しく並ぶ林とは違うこの天然の森
いや~清々しい
まさに心が洗われる瞬間です
 

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そんな森にはこんな何かの動物が切り裂いた跡や
蜂か何かの巣が見て取れました
さて熊や蜂に襲われては大変ですので、警戒は忘れません
 

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山にはキノコが溢れるばかりのなっていますが
わけのわからないキノコは採らないのが、キノコ採りの原則です
 

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そんな森への入り口付近で見かけた
腐った舞茸の残骸
今朝がたでしょうか私どもが行く前にすでに前客がいたようです
ともあれ舞茸がなるシーズンであることは間違いなさそう


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といいつつ、この日と次の日、合わせて5時間ほど山を彷徨いましたが見つけたのは
こうした舞茸の腐敗したものだけでした
いや~1週間、早くここに着ていればと
先週の台風が恨めしいです
 

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ちなみにこうして舞茸が腐った後には
次にはこの木の周りに舞茸は生えなくなると言われています
以前はこうしたものを見ることは有りませんが、昨年あたりからかなり頻繁に見るようになりました
きっと今までこの山に来ていた人が、高年齢化して山に入れなくなっているのでしょう

この場所もそうですが、こうした山菜やキノコのある場所は
親から子に受け継がれていくのが通例
我が家も今は亡き義父から教えられすでに十数年この山に来ているのですが
そうした継承者が減っているのか、この山に入る人の数も減っているようです
おかげでこうした天然ものの舞茸が腐り落ちたりもするようになってしまいました
まぁ私にとっては良い話でありつつの悪い話ですが、ちょっと寂しい話でもあります

それにしても、例年この天然の舞茸は採れていただけに悔しい
体育の日の連休は別の場所に行くつもりでしたが、それをキャンセルしてもまた挑戦してみようかな

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このページは、r-ohtaniが2017年9月29日 06:27に書いた記事です。

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