新千歳空港JAL・DPラウンジの鮭ハラミおにぎり

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毎年、2月から3月へかけての冬のオホーツク
流氷が押し寄せ接岸し、海が氷で閉ざされてしまいます
冬の風物詩と言えばそれまでですが、船の往来はもちろん漁船は漁にも行けず
漁師に言わせれば「流氷なんて忌まわしいものがすぐ消えてしまわないのか」
そんな思いで海明けを待つ
しかも海が氷で閉ざされていることから、寒風も一段と厳しく身も心も寂しくなるそれが以前の冬のオホーツクでした

そんな流氷を逆手にとって観光に結びつけたのが、「流氷観光船おーろら号」
そんな流氷を観光の目玉にした、まさに逆転の発想ですね
 

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そんなおーろら号ですが、当初は目論見から外れ1シーズン2~3万人の乗客でしかありませんでした
ところがある事件を発端に世間にこの流氷観光というものが広まった経緯があります
というのがそのおーろら号が厚い流氷に航路を阻まれ8時間ものあいだ立ち往生する事故が発生
落語家さんだか誰かが乗っていて、ラジオで逐一様子がオンエアされたものだから、一気に全国区へ
えっ流氷観光船って何・・・・・と、言った方々が続出したようで
その後「流氷砕氷船おーろら」の人気は急上昇2010年には20万人の乗船を数えたのだとか

そんな道東へ法事のため今月のはじめ向かいました
交通手段はいつものJALおともdeマイル割とレンターの併用
これだと航空券は2人で2万円、レンタカーは7千円弱ですので、電車や札幌から車を飛ばすのとさして違いません
冬の北海道を800kmも走る気はしませんので、まぁ選択肢はこれしかないかと

ということで朝早くにやってきました
新千歳空港JALダイヤモンド・プレミアラウンジ
 

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一昨年前に新たに登場したラウンジです
専用の室内型カウンターであるファーストクラス・カウンターから専用セキュリティゲートを潜り抜けやってきました
目の前ではとある作業車が飛行機に張りついて作業していました 
そう翼の上に雪が積もった状態では飛行機は飛べないんです
目の前のエプロンでは専用の作業車で、「防除氷液」を翼や胴体に高圧でかけて、雪や氷を落としていました
新千歳空港ならではの景色ですね
 

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さてこの新千歳空港JALダイヤモンド・プレミアラウンジの名物と言えば「カレーパン」ですが
この時はまだ朝の7時くらい、残念ながらまだ提供される時間ではありませんでした
代わりにいただいたのが、この「鮭ハラミおにぎり」
ローソンで売られているものと同じようなのですが、これがなかなか旨い
梅ジソおにぎり、温かな味噌汁とともに日本の正統派朝食をいただくことにします
そうですいつもならここで生ビール(クラシック)をいただくのですが、残念ながらこの後レンタカーの運転が待っていました
 

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さていよいよ搭乗ですが、いつも乗っている機材と少しばかり違っていました
この新千歳~女満別で使われてきたCRJ200からエンブラエル170へ
シートも心持広く荷物収納棚などはかなり大きくなったように感じました
 

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それにこの機材から新たに機内でWi-Fiが無料で利用できるようになりました
海外のキャリアはどこの無料Wi-Fiなのにと思っていたので、これは嬉しい
「Wi-Fiビデオプログラム」も導入されているようなので、今後が楽しみです
 

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さてこの新千歳~女満別線
楽しみは通常より低い高度を飛ぶため、地上がよく見えるまさに「遊覧飛行」
ただ今回は残念ながら曇り空、遊覧飛行は楽しめませんでした

しかし・・・なんと・・・・着陸間際
朝日に照らされた飛行機が雲に影を落とし
しかもその陰に反対側から太陽が照らしていましたので
「ブロッケン現象」を見ることができました
いや~ラッキー
 

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その後、飛行機はサロマ湖あたりに差し掛かり
オホーツクが望める位置から旋回を始めました
そんなオホーツクには接岸まじかの流氷が見て取れます
いや~明日の流氷砕氷船おーろら号
予約しておきましたが、ちょうど良い時期に来たようです
 

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このページは、r-ohtaniが2017年2月14日 20:46に書いた記事です。

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