新千歳空港国際線ターミナルのロイヤルラウンジ、エアラインラウンジ

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スペインへの旅は今回キャセイパシフィック航空を利用しました
そのわけは香港からスペインの首都マドリードへの運航を、2016年6月2日より週4便体制で運航を始めたキャセイパシフィック航空
その香港~マドリッド間の路線が結ばれたのを記念に発売されたキャセイホリデーのツアーが、ビジネスクラス利用でなんと28万円と格安のプランを出していたからです
通常、香港からマドリッドはビジネスクラスだと安いチケットでも36万円程度
それに今回のツアーはそれに加え札幌発着での料金
しかも「セレブな香港」で有名なキャセイホリデーツアーですからそこ5つ星のホテルもついてますし
なにより6月初めから8月末までということで、お盆休みの時期も利用できるとあってかなりお得なツアーとなっていたからです
 

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それにキャセイパシフィック航空は今までに「世界で最も良い航空会社」として4回も受賞経験がある実績のある優良航空会社
そのうえキャセイパシフィック航空はワンワールド加盟のキャリアですからマイルもたんまり、21,654マイル(32千円換算くらい)もついてくるんです

ちなみに香港~マドリッド間のビジネスクラスのシートはこんな感じ
ちょっとした半個室の座席の真ん中は壁で仕切ることもできますし、就寝の際は座席がフルフラットになりぐっすり眠れるんです
そう私の旅行はいつも弾丸旅行、職場から直接空港へ向かったり
夜中に帰国してそのまま職場に行ったり、良くても翌朝早くに職場に向かうなどそんな行程が日常茶飯事
行き帰りの機内で疲れを癒しつつ往復ができるのが何より嬉しいです
 

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(キャセイパシフィックHPより拝借)
 

さて出発当日はいつものように職場から空港へ直行
今年からお盆休みは山の日なる祝日が増え、8月11日が休みとなったことから前日の10日に出発となりますが
いつものように羽田や成田経由ではなく新千歳から直接海外に出発することから、少し早めの出発
ということでこの日は午前中に仕事を片付け、午後から早退、職場のある小樽から直接新千歳空港までJRエアポートで向かいます
 

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新千歳空港からの海外渡航は5年ぶりとなりました
その間、北海道の空港を利用する航空キャリアは増えまくり
新千歳空港を利用する航空機は東アジアを中心とした都市、それにタイやマレーシア、シンガポールなど東南アジアの国々が加わり、まるで新千歳空港が乗っ取られているのではと思えるような航空キャリアが続々とやってくるそんな空港になっていました
今回はそんなアジアを代表する香港のキャセイパシフックを使うのですから、何も文句の言いようがありませんね

ところで私の乗る機材は1時間近くの遅延
搭乗手続は出発の2時間前ということで、保安検査もできない状況でしたが、これではせっかく来るため早退した意味が薄れてしまいました
50分遅れでようやく保安検査を潜り抜けますが、ここもまた結構な混雑
そう新千歳空港の国際線には優先保安検査たるファーストトラックはまだないんです

 

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ようやくのことで出国しましたが制限エリアにある免税店は無視して4階のラウンジに向かいます
向かった先はロイヤルラウンジ内にある共用のエアポートラウンジでした
 

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このラウンジに入るのは6年ぶりとなります
内部には窓があり開放的なんですが、羽田や成田のように滑走路やエプロンが見えるわけではなく
制限エリア内のショップや搭乗口の様子が見えるだけ
ということで窓と反対側のダイニング近くの奥の席に陣をとります

以前からラウンジにも中国などのアジアの観光客もいたことはいたのですが、6年たって周りを見渡して見たところ、そうしたアジアからの観光客がほとんどという状況になっていました
 

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さていよいよダイニングへ
調査開始です
 

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中央のテーブルには軽食のパンやおにぎり、そしてスナック類が置かれています
もちろんここではお酒も
北海道を代表するワイン
十勝ワイン トカップの赤
サッポロビールの「グランポール北海道ツヴァイゲルトレーベ」
そんなワインに合わせるのでしょう
ドライフルーツの詰め合わせが置いてありましたが、これがめちゃくちゃ美味かった
きっと北海道のメーカーなのでしょうが、だれか教えていただけないでしょうか


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食事はおにぎりやパンなどの軽食が置かれているほか
インスタント麺とカップが置かれています
どうやらチキンラーメンのようにお湯を入れて作るラーメンのようですが、
中国や香港、台湾はむろん東南アジアにおいてもインスタント麺は人気食品
アジア各国のエアポートラウンジでもよく見かける食品です


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お酒のコーナーには
道産子ウイスキー「スーパーニッカ」
北海道限定「特別本醸造男山」
最北の蔵「純米・吟風国稀」
サッポロビールの本格麦焼酎「黒 和ら麦」。
日本酒の松竹梅で有名な宝酒造の「そば焼酎十割」
それとロシア人が訪れることが多いのか
「WILKINSON VODKA」が置かれていました
 

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ワインクラーで冷やされているのは
十勝ワイントカップの白
「グランポール北海道ケルナー辛口」


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ということでまずは生ビール
ここにはサッポロビール クラシックが置かれていました
注意書きがあるところを見ると、アジアの方は使い慣れていないということでしょうか
そういや私自身もアジアをめぐってあちこち旅していますが、樽生のビールが飲めるところってまだ少ないんですよね
それをセルフでとなると、やはり説明書きは必要なようです
 

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ということでまずは駆けつけ一杯
クラシックをいただき今回の旅の無事を祈り乾杯です

さてビールグラスの後ろに映るのは給湯機です
中国の人々は瓶水筒と茶葉を持って歩き、いつもお茶を飲んでいます
日本のような缶コーヒーの文化ではないようです
中国でもよく見かけましたが、駅やバスターミナルなどの施設には給湯機が必ず置かれているので、ここにも必要だったんでしょうね
 

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てなわけでここで遅い昼食となります
朝飯はいつも抜いているんでかなりお腹をすかせてここに参りました
ということでおにぎりとパンそしてインスタント麺
生ビールとともにいただきます

えっお腹が空いている割には、ずいぶん遠慮してるんじゃないかって
実を言うとこのくらいにしておかないと、千歳から香港までの便は香港を本拠地とするキャセイパシフィック航空の機内食
ワールド・エアライン・アワード2016でエミレーツ航空・カタール航空・シンガポール航空についで、機内食では4位の実績を持つ航空キャリア
しかも今回はエコノミーではなくビジネスクラスの機内食が待ち構えていたんです
 

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搭乗時間が近づき搭乗口を見下ろしてみると
多くの乗客が登場口に並んでいました
よく見るとそんな乗客のほとんどは香港・中国あたりからこられたかたのようでしたが
みなさん手には(夕張)メロンの箱や北華楼・キノトヤのお菓子の袋を大事そうに抱えていました
 

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けれどあわてる必要は全くありません
今回はビジネスクラスの旅ですから、専用の搭乗口にならんで優先搭乗できるからです
 

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とういことでキャセイに乗り込み香港を目指します

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2016年11月28日 18:27に書いた記事です。

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