いわみざわ公園ばら園で行われた「空知ワインピクニック」でたらふくワインをいただいた後、
同じ公園内にあるキャンプ場に舞い戻りました
キャンプ場に戻ったころには気温も上がりワインに続いて
自宅の庭で今朝採れた枝豆ととうきび「ロイシー」つまみにビールとあいなりました
そして今回のキャンプはこの生ハムを丸々一本
原木のまま持ってきました
近くでキャンプしていた方が2組ばかり寄ってきて「プロシュート」ですか?と聞かれましたが、実はこいつはスペインの「ハモンセラー」
そうプロシュートはイタリアの生ハムでパルマの生ハムあたりが有名ですが、
ちょっとばかりこのハモンセラーのほうが格上
スペインの大地イベリア半島でドングリの実を食べらせて育てた黒豚で作られたハモンセラーノはその脂身は長期間の熟成によって、脂が植物性の油に変化して半分以上は植物性油のオレイン酸という魔法の肉、まさにスペインの食の至宝です
今回はその新たなキャンプ道具「ハモネロ」&食材「ハモンセラーノ」をキャンプで試してみる初めての機会となりました
ちなみにこのハモンセラーノ、原木から切り分けオリーブオイルをかけたものに黒コショウひとふりしてをビールのつまみにします
(そこはスペインワインとかカバだろうと突っ込みを入れられそうですが)
これ薄ければ薄いほど美味しい生ハムになりますので、薄く切り分けるのも味のうち
ところがこれが結構難しい
慣れるまでずいぶん手が傷だらけになりました
気づいた方もいらっしゃると思いますが
本当はこれハモン・セラーノではなくパレタ・セラーノ
豚は同じイベリコ豚でも大きくて美味しい後足ではなく、前足を使った生ハム
というのも本物のハモンセラーノは7~8kgあったりしてとても食べきれないからでした
台となるハモネラもそんなところを勘案して少し小さめのサイズを買っておきました
切り分けるナイフも生ハム用ではなくサーモンナイフ
貝印のこのナイフ本当によく切れます
おかげで気づくと手から血が出ているなんてことも
雨はなく風も吹かない月明りの夜
気温も17度と今シーズン最高のキャンプ日和でしたので、焚き火を眺めながら
バーボンならぬ森伊蔵でキャンプの至宝のひと時を楽しみました
翌朝の朝食の食材はもちろんハモンセラーノ
パンにフランスA.O.P.伝統発酵バター「エシレ」のバターをたっぷり塗り
ハモンセラーノをはさみ込んだ生ハムサンド
『ボカディージョ』
もちろんいつものベトナムコーヒーでいただくことに
さて次のキャンプはこのハモンセラーノ消費キャンプだな
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