サッポロビール博物館プレミアムツアー

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「サッポロビールのルーツを探る 大人の社会科見学会」
札幌に舞い戻りやってきたのはサッポロビール園
ここに来た目的は今年4月にリニューアルオープンした新「サッポロビール博物館」でプレミアムツアーに参加するというもの
以前のサッポロビール博物館にはいったことがありましたが、リニューアルして初めて入場ちょっと楽しみなツアーです
 

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復元された開拓使麦酒醸造所開業式の際の樽
『麦とホップを製す連者(れば)ビイルとゆふ酒に奈る』と書かれています
その横には大麦の畑も
これがなぜここにあるのかこのバスツアーを通してわかったような気がします
 

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6Kワイドスクリーンで日本のビール黎明期の物語を上映
ベルリンビール醸造会社で修業した中川清兵衛の話が先般のNHK連続小説「マッサン」のようで面白かった
 

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オリジナルビデオを見た後、あっと驚く仕掛けでドアが開きツアーかしです
ガイドさんの案内のもと
大きな「麦汁煮沸釜」(高約10メートル、容量85キロリットル)から見学開始
ちなみにこの窯、昭和40年(1965)の操業時から平成15年(2003)まで、ビールの仕込みに使っていたものなんだそうです
 

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続いて「サッポロ・アド・ココレクション」
昭和を感じさせる・・・・というか戦前のレトロポスターがずらりと並べられています
 

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商品のコーナーでなるほどと感心したのが「サッポロ黒ラベル」の商標の話
黒ラベルは当初「びん生」として売り出されていたそうですが、消費者が勝手に「黒ラベル」という名で親しまれていたのだそうです
そこで平成元年正式に「黒ラベル」として商標をとり商品名にしたのだとか
 

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そんなサッポロビールの歴史を見た後はお楽しみの試飲です
 

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その試飲「テイスティングプログラム」と名付けられ
まずはビール瓶を使ったシャンデリアのあるビヤホールに案内されます
 

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そこでプレミアムツアー参加者しか味わえない創業当時の味を復元した「復刻札幌製麦酒」を試飲いたします
復刻札幌製麦酒はホップの香りの強いいかにもビールといったビールでした
 

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次にサッポロビールのフラッグシップ商品「黒ラベル」をご試飲
飲み比べとなりましたが、いや~やっぱり「男は黙ってサッポロビール」ですね

その後ガイドさんから
「缶ビールでも注ぎ方一つで味が変わります。少しの手間でもぜひお試しください」と,缶ビール注ぎ方教室がスタート
ビールって泡が命なんですね、大変参考になりました

 

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最後にお土産を渡され12時間に及ぶツアーも終了
 

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天候にも恵まれましたが、サッポロビールさんの力の入れようを感じたこのツアー
まさにサッポロビールのルーツから製品たるビールまで楽しませてくれました
しばらくはビールを飲むたびにあの十勝連峰をバックにしたホップ畑や大麦畑を思い出しつつ
ビールをいただくことにいたします

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2016年9月15日 20:36に書いた記事です。

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