さてこの辺で国内のネタもなくなってきたのでまた年末年始に行ってきたロンドンの話にもどります
そんなロンドン観光ですが年末年始に行くからにはどうしても見たかったものがあります
それがニューイヤー・カウントダウンのテレビ中継の定番とも言える、ロンドンのテムズ川の花火大会
「ロンドン・ファイヤーワークス ニュー・イヤーズ・イヴ・ファイヤーワークス」
ロンドンのランドマーク・ビッグベンの時計が、12時を指すと打ち上げが始まるロンドンのニューイヤー花火です
テムズ川のほとりに建つ大観覧車・ロンドンアイ周辺から1万2000発の花火が夜空を彩るこのイベント
花火を見るためにはひとり£10(2千円弱)のチケットをあらかじめ購入しておかないと
テムズ川沿いで観ることはできません
しかもこのチケット、£10というと結構高額なにもかかわらず、10月には売れ切れているという状況でした
そんな人気のチケットですが、チケットを手にした有料の観覧者はなんと総数25万人
もっとも地元のロンドンっ子たちのなかにはテムズ河岸の高いビルやら、はたまたビルの間隙から眺めたりするとのことなので、そうした無料で見ている観覧者を含めると50万人を超えているとの話もあります
といってもビルの隙間から眺めるには情報が無さすぎますし、やはり良いところから見たいということで、10月頃にテムズ川沿いのこのチケット「レッドエリア」を予約しておきました
ちなみに中にはこんなカウントダウン用にしつらえた遊覧船でディナーを楽しみながらという方もいたようです
船内にはディナーを演出するようテーブルクロスの上ににグラス、ナイフ・フォーク・スプーン類が配置され、ちょっと高級そうな香りのするテーブルコーディネートがなされていました
他にも川岸の高いところにあるレストランからも見られるようでした
こうしたものはかなり高額なようで、HISのサイトを見るとディナークルーズの料金は£309(日本円で6万円弱)でした
夜中の0時のイベントですが、とんでもない人数が訪れるイベントということで夜の8時半にはホテルを出発、長い行列に並んでようやくレッドエリアに到着
大勢の方が所狭しと群れを成していました
ちなみにカウントダウンまではまだ3時間ほど時間があるにも関わらずこの状況でした
ちなみにレッドエリアはエンバンクメントからテンプルまでの川沿い
ウォータールー・ブリッジを抜けたあたりで花火の打ち上げ場所であるロンドンアイが見えてきたのでこの辺で見ることにします
ちなみにこの時の気温は摂氏7度、快晴で風もなくカウントダウン花火日和
って思わなきゃ3時間も待てませんね
長らく待って体が冷えてきたのでこの辺で今回の秘密兵器
「カップ麺(そばですかい)」を出します
お湯はホテルで沸かしたものを日本からこのためにわざわざ持参した保温ボトルに入れて持ってきました
ちなみにこのカップ麺(そばですかい)は気圧の低い機内を想定して作られているため
お湯の温度が低くても茹でられるように作られています
そうこんな時にぴったりのカップ麺となりますね
ということでここ数年海外で年越しをするためご無沙汰していた「年越蕎麦」をここで食べることにします
三島由紀夫がいう「お茶漬けナショナリスト」などと言われようが、やはり心にしみる味
しかも身体も結構温まりました
そんなこんなで3時間ほど待ちましたが
ようやく午前0時となり2016年を迎えます
周りからもカウントダウンの歓声が上がり、「0」の掛け声とともに花火が打ち上げられました
午前0時を知らせる
『ビッグベン』が奏でる除夜の鐘
それに合わせるかのような1万2千発の花火
短い時間に一気に打ち上げられることからかなりの迫力がありました
ということでロンドンのカウントダウン・ニューイヤー花火を堪能したあとは
ホテルまで戻りますが、レッドエリアのエリアであるエンバンクメントからホテルまでは歩いても10分くらい
この雑踏の中を歩いていくので、会場近くのホテルというのはかなり便利でした
この晩はあちらこちらで混乱していたようで
スコットランドヤードの騎馬警察官が出動していました
そうここ英国は元祖騎馬警官の国ですからね
ただこれ混乱を鎮めるのもありますが、観光客に人気があったようで皆さん女性の騎馬警察官と並んで写真を撮っていて
どちらかというと混乱を増長していた気もしなくはありませんでした
かくいう私も記念に1枚
ホテルに舞い戻り、渡り廊下から地下鉄エンバンクメント駅のほうを見ると
通りを警官が閉鎖、ここで通せんぼしているようでしたが、観覧客からPassed!Passed!と掛け声が飛ぶ中、警官のバリケードと押し競饅頭状態
そんな際、後ろからスコットランドヤードの騎馬警察官はじっと睨みをきかせていたようです
と、長い一日がようやく終了
明日(もう今日ですが)はハリーポッターの撮影スタジオをめぐります
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