パリのビストロ「ル・プティ・ヴェルド」

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(ル・プティ・ヴェルドHP:ただしフランス語です)
 

折角パリに来たのだから、フレンチレストランで食事がしたい
けれどフランス語であれこれ聞かれても答えられないし
そんな不安を抱えて食事しても美味しくは無いだろうしと思っていたところ
とある方に助け船を出していただき(感謝)
パリ6区でビストロを経営している日本人オーナーのお店を予約してもらいました
お店名はビストロ「ル・プティ・ヴェルド」
サンジェルマン・デ・プレ界隈のシェルシュミディ通りは数軒ビストロが軒を構えていましたが、そんな通りにある、見逃してしまいそうな店構えの小さなビストロです
 

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オーナーである石塚秀哉氏は「シャトー・コルディアン・バージュ」や「ひらまつ」でソムリエを務められたそうで
かなり著名なソムリエとのことですが、来店するお客様がワインをお土産に持ってくるような
特に現地のワイン愛好家の方が足蹴く通う人気のお店のようです
キャビンアテンダントの方々も訪れるようで、棚にはJAL御用達の「森伊蔵」それに「山崎」なんてお酒もありました
 

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お店はそんなに広くはなく
1階は2人がけのテーブルが少々あるくらいでした
2階もあるようですが、オーナーである石塚氏が自らサービスをしているようですから
きっとこのくらいが丁度良いのでしょう

おかげでいつも予約で満席のようです
 

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そんな著名なソムリエに対し頼んだのが、まずはビール
石塚氏はそんな私に「当レストランにビールはありませんが、出口ならあちらにございます」などとは言わず、写真のビールを注いでくれました
アルザスビールの代表的銘柄「クロネンブルグ1664」
名前になっている1664はビール醸造マイスターの証明を得た年を指しているようですから350年の歴史あるビールのようです
味はと言うと、ちょっと甘めというか軽めのビールでした
 

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(ワインで有名なこのお店の紹介でこんなことを書いているのは私だけかもしれません)
 

メニューは日替わりのようで
ボードに書き込まれた中からチョイスします
 

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頼んだ前菜はナヴェ(蕪)と牡蠣の料理
それとフランスに来ら必ず食べると心に決めていたフォアグラです
 

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メインはフランス産の牛と黒豚
牛肉は日本の牛肉のように霜降りの脂身というわけではなく、赤みのしっかりとした肉でした
さすがにこれはワインによく合います
 

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「フランスは神に愛された国」とフランス人自ら言う方がいらっしゃいますが、確かに重厚な文化・芸術・歴史があるうえ、日本のように地震や津波で怯えることもなく
食べ物でいえばフランスは農業国ですから、毎日新鮮な肉や野菜がマルシェにならび
魚介類も北には北海、そして南は地中海と牡蠣やムール貝のように豊富な水産資源があります
そして極めつけがワインと食に関しては確かに神に愛された国なのかもしれません
 
なんだかんだで3時間半
そんな石塚氏の話を聴きつつフレンチと美味しいお酒を楽しんできました
ちなみに石塚氏の出身は私の住む札幌から車で1時間半ほどの距離にある夕張とのことでした
 

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ちなみに店に飾られていたエドガー・ドガの絵
複製でしょうが私もこんな絵ほしくなりました

いや〜シャルル・ドゴール空港に降り立ったのが朝の6時少し前
そしてこのル・プティ・ヴェルドを出たのが夜の11時
パリでの長い長い一日がおわりました

コメント(2)

おおたにさん

上海でお会いした頃から、おおたにさんとは行動が似ていて
奇遇ですね。パリもほぼ同時期に訪れられていたとは・・

このビストロ「ル・プティ・ヴェルド」は気になるお店です。
パリはJAL便が便利なので、今後暇があれば、ふらっと行ってみようと思う場所です。

またどこかの国でお会いしましょう!
ブログ、楽しみにしています。

菊池

菊池さん こんにちは
コメントありがとうございます
香港やシンガポールそして今回のパリ・モンサンミシェルといつも似たような時期に同じ場所を旅していますね

今回行った「ル・プティ・ヴェルド」ワインはもちろん、日本人シェフによる食事も大変良かったです
私もまた訪れたいのですが予約が日本語でOKなのが嬉しいですね

>またどこかの国でお会いしましょう!
旅心を刺激する言葉ですね、それと札幌にこられる時にはどこか美味しいもの食べたいですね

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2012年2月 4日 08:12に書いた記事です。

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