川床デビュー

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祇園での食事あとほろ酔い気分で鴨川を渡っていると
京都の夏の風物詩鴨川の納涼床(のうりょうゆか)が見えてきました
京の川床は、桃山時代後期、裕福な人々が鴨川の中州や浅瀬に床机を設け、遠方からの客をもてなしたのが始まりなんだとか
 

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たしかに夕刻鴨川沿いを散歩してみましたが、川のせせらぎと心地よく吹く風が蒸し暑さを忘れさせてくれるようです
 

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夜の先斗町をブラブラしていると
せっかく夏の京都に来たのだからと納涼床を体験してみたいと思うようになりました
最近増えてきた洋風なお店は今回はパス
けれど京っぽいお店はちょっと敷居が高い・・・
 

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今回伺ったのは
鍋と旬菜と京料理 先斗町「花柳」
京料理のお店といっても午後9時以降は『床BAR』となるそうで、入口で悩んでいると用事を済ませて帰ってきたスタッフに案内されました(浴衣効果があったかも)
 

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京都らしい狭い玄関口から石畳の薄暗い通路を抜けるとそこに奥行きの深い世界が広がっていました
かつてのお茶屋をそのまま利用したお店なんだそうで、なにやら舞妓さんも呼んでお座敷遊びも出来るのだとか
この日もラッキーなことに舞妓さんとお店ですれ違いました
 

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残念なことにお腹いっぱいですのでここでビールとワインを一杯いただきます
ここでちょっぴりですがお茶屋気分も味わえました
無粋ですが床料(席料)は1kほど
気持ち良い風が涼しげなのと心地よい緊張感でちょっと酔いが回りました

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このページは、r-ohtaniが2011年8月 7日 07:06に書いた記事です。

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