長崎がそうですが横浜や神戸・函館・小樽と日本の古い港町には必ずと言ってよいほど風情のある坂道があります
これは大型船が停泊するために必要な港湾施設
判りやすい話が船がつける岸壁にある程度の水深が必要なことに由来するのだと思う
平野部に砂浜が続いているような場所には大きな船は停泊できない
どちらかというと山や丘陵から海に切れ込んでいるような場所に港は造られたため、そんな港町には坂が多いのであろう(勝手な想像ですが)
もっとも現代では港の主流は海底を掘り下げたり、海を埋め立てたりして水深のある港湾施設を作るので場所に制限はないようですが、埋め立て地による港湾施設の先駆けとなったのがこの長崎の出島ではないだろうか
出島のイメージとして
中学の教科書に載っていた絵が頭にこびりついていました
おかげで現在もこのように海に面した出島の姿が見られると思っていたら
訪れた出島は街の中にありました
ちょっと考えればすぐにわかるのでしょうが、どうやら周辺はすでに埋め立てられていたようです
そして長崎市は出島を本格的に復元して観光地の目玉にすえているようです
私が訪れたときにはこの「出島和蘭商館跡整備事業」が進み復元された施設は随分と出来上がっているようでした
回ってみて驚いたのがその規模
大きくてびっくりしたわけでは有りません
逆に小さいんです
鎖国していた当時、ここだけが外国との接点だとするとあまりにも寂しい
そんな復元された出島を腹ごなしに歩いて回りました
そんな復元された当時をしのばせる施設で迎賓館のようにパーティが行われていました
こんなところなら仮装パーティが楽しいかもしれません
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