『一.此のお湯は、一度入れば凛として、二度入れば逞しく、三度入ればそそり立つ、是れ真に名湯なり
一.姫方も一度入れば朱に染まり、二度入れば膨らみて、三度入れば花が咲く、是真に秘湯なり
されど無銭、その後に効果忽ちにして消えうせるものなり 平成十八年一月元旦 越川温泉大神主命(みこと)』
「越川温泉」の休憩所の壁に
こんな文言が書かれたポスターが掲げられていました
お金を払わずに入浴する方を皮肉ったのでしょう、なかなか洒落てますね
しかも奥深い
さて今回も名湯「越川温泉」へやってきました
実家のある中斜里から根北峠を標津へ向かって車を走らせ
「越川橋梁」を過ぎたあたりにその温泉はあります
地元越川の温泉管理組合の方々が管理された温泉ですが、料金を払えば一見さんでも入浴は可能です
ただ無人なので管理が出来ないのか「無銭入浴」が後をたたないのでしょう
こんなポスターが貼られていました
ちなみに料金は200円です
無銭入浴の他にも
「尚、この温泉は宿泊施設ではございませんから、ここで宿泊することはご遠慮願います」と謡われています
この温泉は地元の方の憩いの場
以前ここを宿ではなく住居のように使っていた方もいたりもしたようです
それと駐車場はご覧の通り広くしかも自然あふれる良い場所なのですが
以前管理している方に聞いたところP泊も同様、ご遠慮願いたいとのこと
あまり芳しくない使い方をしていた方がいらっしゃったようです
肝心の温泉ですが、電気すら来ていない場所ですので
施設は湯船と源泉をひいたホースのみ
沢の水を引いて温度を調節しますので源泉100%とは言えないかも知れませんが、良いお湯です
というのもこれが実に温まる泉質のようで
帰りは冬でも車内であればTシャツでもOK
つまるところ前述の「越川温泉大神主命(みこと)詔」に行き着くようです
注意書きの写真の横にある写真。
何かなと思ったらこれに200円入れるんですね。
でっかい貯金箱みたい(笑)
200円くらいですし、温泉の管理費と考えればそのくらい払ってあげればいいんですけどね。
いこう斎さん こんにちは
いまこの貯金箱は溶接し固定されてていますが、以前この貯金箱ごと盗まれたことがあったそうです