ニッカウヰスキー余市蒸留所見学

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海上自衛隊余市防備隊のはやぶさ型ミサイル艇
「わかたか」と「くまたか」
艦尾に射程100キロ以上の対艦ミサイル「SSM-1B」2基を備えているのが見て取れますが
速力はウォータージェットポンプ推進により44ノット(同約80キロ)に達する高速艇で
「最北の艦艇部隊」を編成し日本の北の海を護っております
  

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さて昨日に続いてまた余市町に来ているのには訳があります
というのが写真のニッカウヰスキー余市蒸留所の蒸留所見学
以前なら当日行っても受付して見学できたのに、昨今完全予約制に移行
そのうえなかなか予約が取れないことで有名になってしまい、昨日は予約が取れずこの日伺う事となりました
ちなみ余市蒸留所はまだこれでも取りやすいほうで、サントリーウイスキーの山崎蒸留所は予約は先着ではなく抽選というから現在のジャパニーズウイスキーの人気のほどが見て取れますね
 

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ということで朝一で無料のガイド付き蒸溜所見学
「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝氏が作り上げたウイスキー工場を
ガイドの解説を交え見て回ることに
  

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ということでニッカとウィスキーについて学んでいきますが
まずはこの赤い三角屋根(パゴダ屋根)の乾燥塔(キルン塔)から見て回ることに
このキルン塔ではピートを使い発芽した大麦をいぶしながら乾燥させ、ウイスキーのもととなる大麦麦芽(モルト)を作ります
ウイスキー特有のスモーキーな香りはこの工程でつけられるといった重要なポジションですが
実際には原料となる大麦麦芽(モルト)はいぶされたものが輸入されており、この施設は現在使われてはいないとの事でした
 

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そんなキルン塔の内部も見学させていただきました
普段は使われていないこのキルン塔ですが、この日はピートの香りが充満していました
なにやら先日この塔でピートを炊く機会があったそうです
 

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間を少し端折っていますが、ニッカウヰスキー余市蒸留所見学の目玉とも言える
ウイスキーの蒸溜に使用されるポットスチル(蒸溜釜)
ニッカウヰスキー余市蒸留所では伝統的な「石炭直火蒸溜」という製法でモルト原酒を製造しており


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ラッキーなことにスタッフが石炭をくべるところもしっかりと見ることが出来ました
面倒な作業の上、温度調整は難しいのですが、直火を使い800〜1200℃で蒸溜することで、香ばしく力強い味わいのウイスキーができるのだそうです


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ウイスキー製造でこれまた重要な熟成の工程たる貯蔵庫内も見学いたしましたが
ここにある樽に原酒は詰められてはいなく、見学用のダミーの樽との事
奥に壁がありましたが、その壁の向こうは実際に原酒が詰められた樽を貯蔵しているとの話でした


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見学を終えたらお楽しみの試飲会場へ
 

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ここで試飲できるのは3種類
・シングルモルト余市
・スーパーニッカ
・アップルワイン
窓際の座席をキープし余市蒸留所を眺めつついただきますが
この日は自家用車で伺っているので残念ながら私は飲めません


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続いてニッカミュージアムにも立ち寄ります
1962年に訪日したヒューム英国首相が「50年前、頭の良い日本の青年がやってきて一本の万年筆とノートで英国のウイスキーづくりの秘密を盗んでいった、けしからん大泥棒です」
ユーモアと親愛の情を込めてスピーチしたという逸話がありますが
それがこのウイスキー博物館に展示される「竹鶴ノート」
このノートには竹鶴がスコットランドでの留学の際に実際に見たウイスキー製造の具体的な工程、使用される設備、材料、労働条件などが手書きで記録されていて
日本の本格ウイスキーづくりがこうしたノートを元に発展していくこととなります
  

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ニッカミュージアムの奥には有料テイスティングバーがあり
実物のポットスチル(蒸溜器)を囲むカウンターで試飲ができます
 

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写真にある豪華な木箱に収められたのは、ニッカ創業90周年を記念するブレンデッドウイスキー
『ニッカウイスキー ザ・ニッカナインディケイズ』
300,000円で予約販売され、あっという間に売り切れたそうですが
ニッカウヰスキー余市蒸溜所見学の後、立ち寄ったニッカミュージアムのテイスティングバーにて、なんと一杯(10ml)10,000円にて提供されていました


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そんな一杯10,000円は無理ですが、我が家の奥さんがアップルブランデー弘前12年を試飲
もっとも私はドライバーなんで相変わらず飲めません
帰宅した後、このニッカウヰスキー余市蒸留所の見学を思い出しつつ
ブラックニッカをハイボールでいただくことに
  

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このページは、r-ohtaniが2025年12月22日 06:13に書いた記事です。

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