根室のご当地グルメと言えば、なんといっても『エスカロップ』
バターライスの上にデミグラスソースのかかったカツが乗ったワンプレート料理で
漁業関連のような身体を使う仕事の多い根室にあって、手早く満腹感を満たすことができるメニューとして考案されたようです
なんだか小難しい名前ですがフランス語で薄切り肉を意味するエスカロープが語源とのこと
根室市の洋食店である「モンブラン」が発祥と言われていますが、
今回訪れたのはそのモンブランから独立して開店した梅田勝利氏により味を引き継いだ「ニューモンブラン」
引き継ぐといってもすでに創業40年を数える老舗喫茶店だったりもします
開店とともに入店
外見からは想像できないほど中は広く、創業時はジャズ喫茶だったそうで、ライブ演奏も行われていたのだとか
年代物のいかにも老舗の純喫茶を思わせる格式高い店内には
ソファーとテーブルがかなりの数並んでいます
厨房の向かいにはカウンター席も用意されておりました
ニューモンブランのメニューがこちら
思いのほか多種にわたり豊富なメニューでした
頼んだのは無論エスカロップ
創業当時からの伝統らしいレトロなステンレスの皿に盛られ提供されましたが
カツは薄く、ドイツの伝統料理シュニッツエルを彷彿させます
そんなカツにはデミグラスソースがかけられていますが、これがいい味を出しています
ちなみに手間ひまかけて作るフォンドヴォーがベースのデミグラスソースだそうで
初代からのソースに継ぎ足しながら三代目店主である佐野暢哉氏が引き継いで現在まで使っているそうです
カレーピラフの上に牛サガリの焼肉を乗せ、デミグラスソースがかかった
『オリエンタルライス』もモンブラン発祥のご当地グルメってことでこれもオーダーしてみました
双方シェアして食べましたが、どちらかと言えば私自身はこちらのほうが好みの味でした
いや~両方ともに美味しかったごちそうさま
そうそう近くに普段愛飲する北の勝を醸す「碓氷勝三郎商店 北の勝酒造場」があり
入店は出来ませんが外観だけでも見ておこうと足を運びました

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