イオンシネマ旭川にて「ペリリュー-楽園のゲルニカ-」を鑑賞

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12月初旬の土曜日、留萌での仕事の後に旭川まで車を走らせイオンシネマ旭川にやってきました
鑑賞するのは「ペリリュー-楽園のゲルニカ-」
太平洋戦争末期の昭和19年、南国の美しい島パラオのペリリュー島で行われた
日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場の様をアニメで伝える映画です
   

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原作の「ペリリュー-楽園のゲルニカ-」(原作:武田一義)は読んでいたのですが
アニメとしての映画化は大阪関西万博のパラオブースで知り、公開されたらすぐに見に行こうと決めていました
 

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三頭身キャラクターによるアニメ映画ではありますが戦闘機や兵器は克明に描かれており、戦争の悲惨さがひしひしと伝わりました
パラオのペリリュー島には当時東洋一と謳われた飛行場があり、米軍はどうしても占領したかったのでしょう
ただ予想では4日で占領のはずが、日本守備隊の思わぬ抵抗のおかげで最終的に2か月半を要することとなったのだとか
そんなペリリュー島での戦いは日本兵のみならず、米兵の死傷率も非常に高かったそうで
既に制空、制海権を手中に納めていた戦いだったにもかかわらず、米軍が死傷者併せて一万余人を数える犠牲者を出していました
当然米兵は日本兵が憎くてたまりません、映画でも日本兵に対する敵意に満ちた言葉が次々と発せられますが
そんな米兵の英語での会話に、映画ではあえて日本語字幕は付けない配慮がなされていました

ちなみに写真は大阪関西万博のパラオブースにおいて展示されていたパラオ諸島の本島に関する「兵要地誌資料図」
よく見ると←で上陸適地と指定されている海岸線の記載がありますが
当時の日本軍の緻密な戦略が米軍に対し多大な犠牲を払わせることとなったようでそんなシーンも見るこことなりました
 

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なお、舞台となるパラオの海などは、そんな戦争とは裏腹にサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園として描かれていて
悲惨な戦争映画ではありますが旅心が刺激されました
2025年10月ユナイテッド航空が成田空港からパラオへの直行便(フライト時間は5時間)を就航したこともあることから
来年以降で計画を立てようと心に誓い旭川からの帰路につきました


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下記の動画にある「日本・パラオ友好の橋」もどうしても見ておきたいですしね
Youtube【ゆっくり解説】パラオとの友情の証「日本・パラオ友好の橋」
 

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このページは、r-ohtaniが2025年12月25日 06:20に書いた記事です。

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