『日本三大うどん』の一つとして知られる『稲庭うどん』
(他には香川県の讃岐うどん、富山県の氷見うどん、長崎県の五島うどん、群馬県の水沢うどんが挙げられます)
秋田県湯沢市稲庭町が発祥の、手綯い(てない)という工程で作られる干しうどん
まぁどちらかというと、うどんというよりそうめんのほうが近いかもしれません
喉ごしもつるっとしていて滑らかで、他のうどんとは違った食感が楽しめます
ちなみに300年以上の歴史を持つ稲庭うどんですが、秋田藩から一子相伝、門外不出とするよう命じられていたこともあり、一般の人の口に入るようなものではなかったのですが
現佐藤養助商店(稲庭干饂飩 宗家 稲庭(佐藤)吉左エ門)の七代目が昭和 47年 (1972)に稲庭うどんの製法の公開に踏み切り、家人以外の職人も受け入れたことで稲庭うどんの生産量が増え、一般人の口にも入るようになったそうです
昨晩は遅い時間まで飲み歩いたため食べ損ねましたが、今宵はあらかじめ閉店時間を調べておき夜の9時過ぎまでやっている「無限堂 秋田駅前店」に伺いました
店内に入るとまず目にする
和風な雰囲気のカウンター席
鯛などの骨格標本が異彩を放っています
かわってテーブル席の装飾は異国情緒溢れるオランダ商館風となっていて
今回、こちらの席に案内されました
秋田の郷土料理など居酒屋メニューもありましたが
さきほど北州でたっぷりといただいてきたので
ここは稲庭うどんのみといたします
ということで、我が家の奥さんは「二味うどんハーフ」
胡麻の風味豊かなつゆと、鰹出汁の旨味たっぷりの醤油のつゆ双方がたのしめるというもの
私は「比内地鶏つけ麺」
比内地鶏の旨味たっぷりの温かいつゆと冷たい麺の組み合わせ
こんな感じで秋田名物の稲庭うどんをいただき、秋田の夜を締めくくりました
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