UHBの人気旅番組『EXILE TRIBE 男旅』で2年ほど前
「北海道最高ごはん 空知編」として放送され紹介された、ミシュラン掲載店である滝川のフレンチレストラン「プティ・ラパン」のオーナーシェフ老田弘基さん
放送で老田シェフの作った特製カレーは空知産の野菜とともにエゾシカ・フィレ肉を使ったもので、それは素晴らしいものだったようです
今回はそんな「プティ・ラパン」でジビエ料理としては究極の山の幸?を味わうことに
この夜は新十津川の方々との楽しいジビエの宴
まずはカルフォルニアワイン
『フリーマン 涼風 シャルドネ ロシアンリバーヴァレー 2020』で乾杯
ラベルに「涼風」の名がありますが、これはフリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーがケン・フリーマンと東京出身の妻アキコさんによって2001年に設立されたワイナリーの証
ポルチーニ茸などキノコに合うワインで、これから出てくる料理にぴったりのワインです
そんなわけで老田シェフのの最初の一品は
「黒舞茸のスープ」
黒舞茸は香り高く、マイタケの最高峰と言われるキノコです
続いて天然では一般的な茶色(トラフ)の舞茸のフリット
岩塩でもいけますが、老田シェフのギリシャ風ソースが舞茸によく合います
同じくトラフ舞茸のコロッケ
コロッケに天然舞茸を使った、かなり贅沢な一品です
このあたりで自然派オーストリアワインの大ベストセラー
『ワビ・サビ GV ナンバー1』
その名の通り日本の『わびさび』の考え方に感銘を受け、造られたワインです
合わせる料理はジロール(あんず茸)のクリームソースを見立て
トラフ舞茸を料理してくれたもの
香り豊かな料理で、まさにボナペティ!といったところ
次の料理に向けて、用意された赤ワインは
三笠市にある家族経営の小さなぶどう畑
宮本ヴィンヤード 『ヴィーニュ・シャンタント ピノ・ノワール 2017』
たまたま買ってあった2017年は当たり年だったラッキーな一本
エチケットが趣ありますね
このワインに合わせるメインの料理は何と・・・なんと
熊のレバーとトラフ舞茸のグリル
まさに究極のジビエ料理
ワインもついに4本目
フランスはブルゴーニュの赤ワイン
『ボーヌ レ・マリアージュ ロシニョール・トラペ 2005』
合わせるのは
熊の胃袋、熊の胆(くまのい)ではなく胃袋とトラフ舞茸のホワイトソース
デザートにプティ・ラパン老田シェフの十八番
カヌレ・ド・ボルドー
フランスの伝統菓子のひとつで、ボルドーでワインの澱を取り除く清澄工程(コラージュ)で鶏卵の卵白を使用、大量の余った卵黄の利用法として「カヌレ・ド・ボルドー」が生まれたといわれる
もちろんワインによく合うデザートです
こんな美味しい料理とワイン
新十津川の著名な方々との会話も興味をそそる話ばかりで、愉しい時を過ごさせていただきました
老田シェフをはじめ、お集まりくださった皆さまに感謝です
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