日本三大潮流の一つ、渦潮で有名な鳴門海峡をまたぎ、徳島県鳴門市の大毛島孫崎と兵庫県淡路島の門崎を結ぶ全長1.6kmの長大な吊り橋「大鳴門橋」
写真は淡路島南パーキングエリアのある鳴門海峡を見渡す絶景テラス「うずまちテラス」に立ち寄った際に写したものです
1985年に完成、開通当時は「東洋一の吊り橋」と呼ばれていました
さらには1998年には兵庫と淡路島を結ぶ明石海峡大橋が開通、便利にはなったものの
おかげで淡路島へと結ぶフェリーは客を取られた形となり経営難で廃止
淡路島に渡る手段は高速道路である大鳴門橋、明石海峡大橋しかなくなりました
高速道路という事もあり125cc以下の原動機付自転車は島に渡れなくなり、一時は「原付の孤島」とまで呼ばれることとなったそうです
ちなみに昨今、そんな125cc以下の原動機付自転車であるホンダのスーパーカブが大人気、スーパーカブのオーナーはカブ主と愛称が付けられ
愛好家の集まりは「カブ主総会」と呼ばれるほどです
このカブ人気のきっかけは、トネ・コーケンの小説『スーパー・カブ』
すぐにマンガやアニメにもなりました
ストーリーは少女とバイクの青春物語のはずですが
その独特のおたく感からおやじ世代の人気を博すこととなったからと思われます(ちなみに私も大好きですべて読破済みです)
そんなカブは125cc以下の車種であることから淡路島に渡れなかったのですが
2015年からはジェノバラインという航路で「125cc以下のバイクに限って乗船可能」という高速船を運航
原付の孤島(カブの孤島)というレッテルは回避されたようです
TVアニメ「スーパーカブ」の動画を貼っておきますが
これってどう見ても大友克洋原作のマンガ「AKIRA」で金田正太郎が愛用するバイクのワンシーンだよな
これは行きに兵庫から徳島に渡った際に写した映像
ちなみに開通当初は橋上で鳴門の渦潮を見ようとするドライバーが後を絶たなかったそうで
そのため橋上区間全体にわたって路側帯には「停駐車禁止 路側走行禁止」と標示されていました
さて淡路島と言えば「玉ねぎ」
うずまちテラスでは「密玉」と呼ばれる玉ねぎが売られていました
そういや昨年、神戸の「元祖鉄板焼ステーキみその神戸本店」を訪れた際に
熟練の技で焼かれた淡路産の玉ねぎステーキが甘く美味しかったのを思い出しました
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