急斜面の山肌に、しがみつくように立つ家々
徳島県祖谷の風景ですが、まさに秘境
屋島の合戦で負けた平家一族がここ祖谷に逃れてきたという伝説が残っていて、平家の落人伝説ゆかりの地とも言われています
やってきたのはそんな平家の落人伝説ゆかりのスポット「祖谷かずら橋」
平家の落人がこの地に潜み、追手が迫ってもすぐ切り落とせるように葛を使って架設したとの伝説が残っているそうです
ちなみに山口県の「錦帯橋」、山梨県の「猿橋」と並んでこの祖谷かずら橋は日本三奇橋のひとつに数えられています
この祖谷かずら橋を渡るには入場料が必要で
大人一人550円となっています
面白かったのが、そんな入場料が掲示されている上に「入場料は、払い戻しできません、予めご了承ください。」と書かれていること
吊り橋を渡ろうと入場料を払ったが、怖くて断念し払い戻しを求める方でもいたのでしょうね
そんな吊り橋はシラクチカズラ(サルナシ)という葛類を使って架けられた原始的な吊橋
長さ45m、幅2m、谷からの高さ14m
橋板となっている横木の間隔が結構あり
隙間から祖谷川の渓流を見下ろすことが出来るほど
しかもこの吊り橋、結構というかかなり揺れます
そんなわけで真ん中を悠々と歩いて渡る方などおらず、皆さん手すりとなる蔦をしったりつかみつつ渡っていました
しかもこの吊り橋の寿命は短く3年ほどなんだとか
一昨年の1月にかけ替えられ来年の年明けにはまたかけ替えの予定
吊り橋の蔦もいそういやかなり傷んでおり
そう考えると無性に怖くもなりました
そんなスリル満点の吊り橋「祖谷渓かずら橋」でしたがなんとな無事、渡り切りました
もう一度渡れと言われたらきっと断ることでしょう
駐車場に戻る途中で、店頭でアユやニジマスを串に刺してインスタ映えする炭焼きにしていました
それに祖谷名産のごうしいもやコンニャクを串刺しにして焼く「でこまわし」
ただ双方まだ焼き始めたばかりで時間がかかりそう
ここはあきらめることに
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