入場料を払ったら出戻り返金不可の吊り橋「祖谷渓かずら橋」を恐る恐る渡る

| コメント(0)

急斜面の山肌に、しがみつくように立つ家々
徳島県祖谷の風景ですが、まさに秘境
屋島の合戦で負けた平家一族がここ祖谷に逃れてきたという伝説が残っていて、平家の落人伝説ゆかりの地とも言われています
 

ehime_tokusima114.JPG
 

やってきたのはそんな平家の落人伝説ゆかりのスポット「祖谷かずら橋」
平家の落人がこの地に潜み、追手が迫ってもすぐ切り落とせるように葛を使って架設したとの伝説が残っているそうです
ちなみに山口県の「錦帯橋」、山梨県の「猿橋」と並んでこの祖谷かずら橋は日本三奇橋のひとつに数えられています
 

ehime_tokusima115.JPG
 

この祖谷かずら橋を渡るには入場料が必要で
大人一人550円となっています
面白かったのが、そんな入場料が掲示されている上に「入場料は、払い戻しできません、予めご了承ください。」と書かれていること
吊り橋を渡ろうと入場料を払ったが、怖くて断念し払い戻しを求める方でもいたのでしょうね
 

ehime_tokusima116.JPG


そんな吊り橋はシラクチカズラ(サルナシ)という葛類を使って架けられた原始的な吊橋
長さ45m、幅2m、谷からの高さ14m
 

ehime_tokusima117.JPG
 

橋板となっている横木の間隔が結構あり
隙間から祖谷川の渓流を見下ろすことが出来るほど
しかもこの吊り橋、結構というかかなり揺れます
そんなわけで真ん中を悠々と歩いて渡る方などおらず、皆さん手すりとなる蔦をしったりつかみつつ渡っていました
 

ehime_tokusima118.JPG
 

しかもこの吊り橋の寿命は短く3年ほどなんだとか
一昨年の1月にかけ替えられ来年の年明けにはまたかけ替えの予定
吊り橋の蔦もいそういやかなり傷んでおり
そう考えると無性に怖くもなりました
 

ehime_tokusima119.JPG
 

そんなスリル満点の吊り橋「祖谷渓かずら橋」でしたがなんとな無事、渡り切りました
もう一度渡れと言われたらきっと断ることでしょう
 

ehime_tokusima120.JPG
 

駐車場に戻る途中で、店頭でアユやニジマスを串に刺してインスタ映えする炭焼きにしていました
それに祖谷名産のごうしいもやコンニャクを串刺しにして焼く「でこまわし」
ただ双方まだ焼き始めたばかりで時間がかかりそう
ここはあきらめることに
  

ehime_tokusima121.JPG

コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

この記事について

このページは、r-ohtaniが2023年9月22日 18:49に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「昭和酒場酔いしゃんせで、これからが旬の天然茸会」です。

次の記事は「天気の良いうちに「ソロモンの秘宝」に思いをはせ剣山登頂」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。