この日も朝イチでミラノ中央駅へやってきました
乗り込むのは昨日同様イタリア国鉄トレニタニアのフレッチャロッサの初代ETR500
7時15分の便(AV9705)で目指すは水の都ヴェネチア
305kmの道のりで最高時速300kmのこいつでも2時間半かかります
昨日乗ったトリノ~ミラノ間のフレッチャロッサ1000とは違い
動力集中方式のためか、1等車の6人用コンパートメント(個室)と
1等寝台列車のコンパートメントがある車両が連結されていました
テツの旅は2時間半にも及ぶことから、列車に乗り込む前にイタリアNO1のビール「ペローニ」を買い込んでまいりました
このペローニ、イタリア・ロンバルディア州のビールですが、なんとアサヒビールの傘下なんだそうです
朝8時過ぎたところで、車窓の葡萄畑を眺めつつビールをプシュッと開けます
ちなみに世界有数の偉大な銘柄にまでなったピエモンテ産のワインはここからさほど遠くないブドウ畑で生産されているようです
やがてフレッチャロッサはリベルタ橋を渡ってヴェネツィア・サンタルチア駅へ向かいますが
ヴェネツィア本島に渡る前にはヴェネツィアの潟が見えてきました
潟に生息する「モエケ」を採るためにカニ漁師が仕掛けた網の支柱らしきものも見られました
ちなみにこの潟はラムサール条約の定める「国際的に重要な湿地」に登録されています
ということで終点
ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅に到着
駅を出たら目の前がすぐにアドリア海の真珠
「水の都ベネチア」の風景が飛び込んできました
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