トリノ・リンゴット散策ではリンゴットのスーパーマーケット「イータリー本店」ものぞいてきました
このイータリー本店はイタリア産95%を誇るイタリア食材が揃うマーケットと、イタリア料理を提供するレストランを併設、食の都トリノを代表するイタリアのスーパーマーケットで、日本にも出店(東京駅地下や日本橋三越本店)しています
売り場ごとにあるイートインは吹き抜けとなっていましたが
元はベルモット酒の老舗「カルパーノ」工場だった建物兼倉庫を壊さずに再生したもだったので、こんな造りになっているようです
青果売り場はスーパーというより青空市場のようで
旬の青果品がパックされずに収穫されたままのといった感じで並んでいます
ここに伺ったのが2017年の8月
桃は夏が旬のようで、日本の白桃を平べったくしたような桃
ぺスカ・タバッキエーラ(嗅ぎタバコケースに例えた名)が並んでました
この桃は非常にデリケートな桃で収穫してから数日が賞味期限なんだとか
ブルーチーズコーナーには
トリノのあるピエモンテ州を代表する「ゴルゴンゾーラ」などのチーズがずらり
食材を見て歩いた後は地下階へ
エスカレーターの上にワインのコルクで作ったぶどうのオブジェがありました
そんなわけでまずはワインのコーナー
イタリアを代表するスパークリングワインが並びますが
このワインを逆さにした状態で斜めに挿し専用の板「ピュピトル」をみると
ついつい回し(ルミアージュ)したくなったりします
2021年から、F1の表彰式でシャンパン・セレブレーション用に提供されている公式スパークリングワインで、もちろんイタリア産の「フェッラーリ」もありました
その種類も多く€12.8~74.8と様々な価格帯で売られていました
ちなみに高級車(スポーツカー)で有名なフェラーリとは、まったく共通点はないそうです
とはいえフェッラーリのようなブランドもののほとんどは輸出用で、イタリア人が家庭でふだん飲むのは、安いテーブルワイン、しかも量り売りがほとんどなんだとか
ということでここイータリー地下にもワインの量り売りコーナーがあり
持参したボトルにワインを詰めて買っていました
にしても価格は1リットル当たり€2.5~3.2と激安でした
ワインをカウンターで飲めるワインバーもありましたが
私が注目したのが、ビールのコーナー
さすがは食の都トリノ、こうしてワインのみならずビールの専門店があるのが嬉しい
ここにはビールバー「BIRRERIA」があったので
ここで少しばかり休憩
数あるタップビールから
世界最古のドイツビール醸造所「ヴァイエンステファン」のヘフヴァイス
ドイツ・プランク醸造所の「ヘラー・ボック」
と2種のドイツビールをタップから注いでもらい
ここでイタリア風に「チンチン(乾杯)」
特にこの日は暑かったのでビールが美味い
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