大原からバスで京都市内に戻った後は
「天神さん」と呼ばれ親しまれている北野天満宮にも立ち寄りました
その北野天満宮、学業成就のご利益で知られていますが
御祭神は平安時代に学者・政治家として活躍した菅原道真公
境内には撫で牛があちらこちらに奉納されていますが、天満宮の神の使いは牛
これは菅原道真公が丑年生まれだったからなのだとか
実は私も丑年生まれ、てな訳で私も「撫で牛」を撫で撫で
けど直ぐに手指を消毒することに
鳥居をくぐり次に見えてくるのが、「楼門」
桃山様式の造りですが黒光りしていてどっしりとした風格があります
上部に「文道大祖 風月本主」文言が刻まれた額が見て取れますが、これは菅原道真公を褒め称えるため掲げられているのだとか
その下には今年の干支である兎が描かれた絵馬のようなものもかかっていました
楼門の裏側に回るとそこには西陣織工業組合さんによる糸人形「紫式部」が展示されていました
来年のNHK大河ドラマ『光る君へ』は紫式部の生涯を描いたものになるので、そのPRなのかもしれません
そういや源氏物語に登場する光源氏って藤原道長との共通点もあるのだそうです
狛犬の奥に本殿前に建つ重要文化財の三光門が見て取れますが、これは桃山時代の建築様式
日・月・星の彫刻があるために三光門と呼ばれているそうです
御朱印は三光門と本殿の間にある授与所で賜りました
本殿と拝殿を「石の間」でつないだ権現造(八棟造)
たくさんの菰樽が奉納されていました
京都伏見の酒蔵かと思いきや全国各地の酒蔵の酒のようです
檜皮葺の社殿は朱色の壁が鮮やかですが、これは桃山時代建築の建造物
権現造りの最初といわれ、国宝に指定されているのだとか
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