宮城観光の定番「松島島巡り観光船」に乗船

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台風が近づいている為、明日からの東北地方の天気予報は雨が降る予報
晴れているうちにと、宮城観光の定番、松島島巡り観光に参加しました
 

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さて日本三景に数えられる松島ですが
今回私が一番注目して見ていたのは、牡蠣養殖の為のイカダでした
 

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というのも東日本大震災のあと、あのフランス人がこぞって寄付してくれた「フランスのお返しプロジェクト」
その昔、フランスの牡蠣が全滅しようかとした際に南三陸から贈られた牡蠣の稚貝により、フランスの牡蠣は再生出来た、そのときの「おかえし」とばかりに寄付を募ったと言う話があり
南三陸の牡蠣養殖を存続させる為、フランス人(主たる協賛元はルイヴィトンやドンペリ)がエールフランスをチャーターして空輸したと言う、牡蠣養殖のロープやブイ、牡蠣の幼貝造りの道具は今はどうなっているのか?
そんな思いで観光船で松島の牡蠣養殖の様子を眺めようとやってきたわけです
 


(震災10年 フランス「カキ」の産地と東北三陸との固い絆)
 

乗り込んだ船は「第三仁王丸」
 

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チケットを購入した際、まだ時間が有るので少しその辺をブラブラしようとしたところ
スタッフから今日は大勢の乗客がいるので早めに並んでいた方が良いよと助言を頂いていたので
そのまますぐに並んでいました
おかげで窓際、それも予め調べておいたところ船の右側が良いとの事なので右側の席に座ることが出来ました


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さてほどなく船は出航
コースは船の名の通りの仁王コース
松島を出航し、また松島に戻ってくる所要時間50分のコース
その間に松島湾にある260余島の島々の一部を見て歩くこととなります
 

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さてそんなコースでしたが、前に見えていたのは先に出航したニュー松島観光船の「あすか」
コースが逆回りなのか交差するように前を横切っていきました
 

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外洋に出たところで見えてきたのが「水島」
 

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このあたりから観光船は内海に舞い戻り
陰田島と野々島の奇岩を眺めつつ
 

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石浜水道を進みますが、見えてきたのが面積0.56平方キロメートル、人口約70人の
「野々島」
この島には毎朝、塩釜港の旅客ターミナル「マリンゲート塩釜」から市営汽船に乗って島へ登校する小中学生がいるのだとか
 

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遠くて良くわかりませんでしたが
牡蠣の養殖に使われているのは、帆立貝の貝殻のようです
干潮なのでしょう吊るされている牡蠣が水面より上に出ていました
残念ながらフランスから救援物資として贈られた
フランス式牡蠣養殖に使われる、クペール(フランス式採苗器)ではなかったようです
ちなみに後日ここ仙台の予想もしなかった場所でそのクペールと出会ことになります
 

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このページは、r-ohtaniが2022年12月 4日 09:24に書いた記事です。

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