福島県喜多方市酒蔵巡り2軒目は「大和川酒蔵北方風土館」

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福島県喜多方市酒蔵巡り2軒目は寛政2年(1790年)創業の大和川酒蔵
銘酒「弥右衛門」を醸す酒蔵です
喜多の華酒造から車で数分の距離にあり駐車場にレンタカーを停めたところ、レンガ造りの煙突が見ることができました
  

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ここに来た目的の大和川酒蔵北方風土館の入り口はこの駐車場の反対側
炎天下の中歩いてようやくたどり着いた感じです
200年超の歴史を彷彿させる立派な門構でした
 

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さてこの大和川酒造
コロナ禍にあってカイドによる酒蔵見学は中止していますが
創設当時の作業蔵であった一番古い土蔵である「江戸蔵」を「大和川酒蔵北方風土館」と名を変え見学コースとして開放していました
 

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そんな大和川酒蔵北方風土館(昭和蔵)には
昔の酒造りに使用したさまざまな道具(木桶、酒舟、ビン等)を展示されており、当時の酒造りを思い起こすことができます
 

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そんな昔の酒造りに使われた「きつね桶」
酒のもろみを汲み出し袋に入れる時などに使いますが
片側が注ぎやすいように尖った形をしていますが、確かにその形は動物のキツネの顔を彷彿させますね
 

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試桶が2種(木製とアルミ製)
一斗(18リットル)ほどの容量が有り、この試樽に酒や水を入れて肩に担いで運ぶのだそうです
にしても樽と合わせ20kgは有るでしょうから、これをフルに使うのはかなりの重労働ですね
けれどたいていの酒蔵でアルミ製やプラスチック製の試樽を見ることが出来ます
 

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瓶にラベルを貼る際に使われた機械「半自動ラベラー」
いまでも手貼りの蔵を多く見かけますが、ここの蔵はかなりの数の日本酒を出荷していたようです
 

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ちなみに大和川酒蔵は自社農園で日本酒好適米の山田錦を栽培する大和川ファームなる農場が有り「田んぼからの酒造り」を実践しているのだとか
酒蔵の中から出る有機副産物(米ぬか・酒粕など)を利用しての循環型の肥料づくり
いま日本酒の酒蔵は日々変化しているようです
 

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続いて大正蔵
大正時代に建てられた蔵で四季を通じて温度の変化があまりなく、夏は涼しく、冬は暖かいという酒を貯蔵するには絶好の環境
現在は大和川酒造のさまざまな商品が展示に使われていました
 

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続いて大和川酒蔵の売店
ただこの暖簾をくぐらぬとも北方風土館から直接伺うこともできます
 

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ということでここではお楽しみの
利き酒コーナーそれに売店があります
 

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もっともドライバーである私は飲めませんので、我が家の奥さんのみ試飲
ここでりんご酸酵母を使った日本酒を試飲させていただきました
なんだか白ワインのような日本酒だったそうです


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この記事について

このページは、r-ohtaniが2022年11月27日 06:54に書いた記事です。

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