灘五郷の酒蔵巡り
本日五軒目にやってきたのは御影郷で宝暦元年(1751年)に清酒の醸造を始めた「神戸酒心館」
まずは長屋門をくぐり中に入ります
門をくぐったすぐのところに日本酒「福寿」を醸す「福寿蔵」が有りますが
昨日、元祖鉄板焼ステーキみその神戸本店でステーキとともにいただいたのが、その「福寿」でした
ステーキみそののホームページには、1945年にみそのが産声を上げた神戸
みそのはその同郷の酒蔵「福寿」とのパートナーシップを実現したとありますので
かなりのお付き合いのようです
もっとも福寿蔵の蔵見学はやっていなかったので
蔵元ショップである「東明蔵」に入店します
ショップには蔵元ならではの「ここでしか飲めないお酒」や
全国各地より取り寄せた酒肴や珍味、調味料などが並びますが
特にアピールされているのが「福寿 純米吟醸」
ノーベル賞受賞晩餐会などの公式行事において、その「福寿 純米吟醸」が振る舞われているといった表示が有りますが
提供した年を見ると日本人(アメリカ籍含む)が受賞した年に合わせ提供されたようです
2008年・・・南部陽一郎氏・小林誠氏・益川敏英氏(物理学賞)、下村脩氏が(化学賞)
2010年・・・鈴木章氏・根岸英一氏 (化学賞)
2012年・・・山中伸弥氏 (医学生理学賞)
2014年・・・赤崎勇氏・天野浩氏・中村修二氏 (物理学賞)
2015年・・・梶田隆章氏 (物理学賞)
大村智氏 (医学生理学賞)
2016年・・・大隅良典氏 (医学生理学賞)
2017年・・・カズオ・イシグロ氏(文学賞)
2018年・・・本庶佑氏 (医学生理学賞)
ちなみにこれは日本字ではありませんが、2012年ノーベル経済学賞を受賞されたアルヴィン・ロス氏は、ノーベル賞公式行事で飲まれたこの「福寿 純米吟醸」に魅せられて、受賞後に神戸酒心館を訪問されたというエピソードがあるそうです
蔵直採り生酒の量り売りもやっていて
米のうまみとコクのある灘の生一本「純米生原酒」
上品で華やかなことこの上ない「大吟醸生酒」
の他に「超特選大吟醸 雫おり酒」
が量り売りされていました
さてここでも当然のように
きき酒コーナーで日本酒を堪能
頂いたのはもちろんノーベル賞受賞晩餐会などの公式行事において振る舞われるブルーのボトル「福寿 純米吟醸」
それと「福寿 大吟醸」
もうここまでかなりいただいていますが、するりと飲めるフルーティで白ワインのような味わいで
これがノーベル賞受賞の味わいと考え深く飲ませていただきました
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