ANA・SFC修行那覇での2日めは、ゆいレールと市内バスを乗り継ぎ
くぅーすの杜忠孝蔵へ
ここに来た目的は酒蔵見学
コロナ禍のなか微妙なタイミングだったこともあり予め予約の上伺いました
まずはガイドさんの解説付きで泡盛工場の製作過程をガラス越しに覗きますが
日曜という事もあり工場は稼働していませんでした
もっとも仕込みを止めるわけにはいかないのでしょう
米麹に水と酵母を加えて仕込んだ甕で行われている全麹仕込みの様子が見てとれました
その後蒸留されますが、これは沖縄で唯一の地釜常圧蒸留器
減圧蒸留される焼酎などとは違い泡盛のほとんどは常圧で蒸留されます
さて忠孝蔵の最大の特徴である酒甕
蔵独自の忠孝窯で焼かれますが
これが忠孝蔵こだわりの「琉球城焼」
しかもそれらはすべて轆轤を回す職人さんの技によるもの
そうして作られた琉球城焼
酒甕だけではなく酒器などもショップでは売られていました
忠孝蔵の奥にそそり立つ「木造古酒蔵」
首里城に次ぐ木造建築だそうで
蔵の中には5升甕、一斗甕が合計約800個が並び、その景観は見事としか言いようが有りません
ちなみにガイドさんの話によるとここでは「仕次ぎ」と言う手法が使われているそうです
その仕次ぎとは、沖縄の伝統的な古酒作りの素晴らしい手法で
「まず甕を三本程用意、一番古いお酒を親酒として、二番・三番甕に順次その次ぎに古いお酒を用意します、親酒は年に一度開封し、味・香りを存分に楽しんだ後、二番甕から親酒(一番甕)へ、三番甕から二番甕へ、最後に仕次ぎ用の一升瓶で三番甕へお酒を継ぎ足します」
こうしてじっくりと育てられた古酒は安定的に美味しく、しかも半永久的に楽しめるといった特徴があるのだとか
もちろん酒甕だけではなく巨大な貯蔵タンクもあり
醸された古酒が出番を待っていました
蔵見学の後はショップに舞い戻り
お楽しみの試飲タイム
やはり古酒は美味い
それに忠孝酒造の看板商品「夢航海」も飲みやすくお気に入りとなりました
最後にせっかくなので琉球城焼の酒甕に詰められた
「名嘉睦稔干支ボトル」
私の干支である「牛」を購入、古酒も買い「仕次ぎ」をしつつ楽しもうと購入
その他にも、『その年一番のブレンディング 』をテーマとしたプラチナプレミアム2021年など送料が無料となる1万円分ほど購入してきました
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