学問の神様として有名な菅原道真の邸宅「菅原院」があった場所に建立された神社「菅原院天満宮神社」
道真公が太宰府へ左遷されると、京都では様々な異変が起こりました。その菩提を弔うために、菅原院の跡地に歓喜光寺が建立されたのだそうで、地元の人々からは「烏丸の天神さん」と呼ばれ親しまれています
宿泊する京都ガーデンパレスからほど近いこともあり、早朝ではありますが拝観時間は、7時からとのことで、ホテルをチェツクアウトし早々に伺いました
目的は御朱印ですが、その前に参拝
霊験は学業成就、受験合格、諸芸上達というまことに有り難い神社
さてそうこうしている間に雪がちらついてまいりました
雪の京都もまたおつなものですが、この日は屋根に雪を被った金閣寺を一目見ようと
金閣寺には大勢の参拝者で溢れたのだとか
(SANKEI NEWSのyoutubeより拝借)
菅原院天満宮神社では御朱印はコロナ禍ではありましたが、書置きではなく御朱印帳に直接書いて頂きました
「菅公御初湯之井」の印には菅公聖蹟二十五拝の第1番札所との記載が有ります
これは、京都から九州(太宰府)まで菅原道真を祀る天満宮の中から、由緒深い25社を選んで順拝する風習があり、ここ菅原院天満宮神社は最初に訪れるべき神社だったようです
もちろん太宰府天満宮もその一つですが、そうした他に奈良や大阪、広島、山口にも菅原道真を祀る天満宮が存在するそうなので、そうした天満宮を巡り御朱印を賜わる旅もまた楽しそうです
そうそう菅原院天満宮神社で面白いものを見かけました
それが境内にあった天保八年製の内裏図というもの
再刻とありますから何かの写しなのでしょうが
菊の御門に加え「御摂家方」や「御華族方」などが〇△で示されているうえ
「有栖川宮」や「伏見宮」なる名も見られました
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