飛騨高山酒蔵巡り川尻酒造場で試す日本酒の熟成古酒

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TVドラマ「ワカコ酒スペシャル 飛騨酒蔵めぐり」聖地巡礼の旅
4軒目となる次の酒蔵は川尻酒造場
江戸末期、天保10年(1839)創業の酒蔵で、1970年代には糖類、調味液の使用、桶売り(大手の下請)を全廃し以降、コクのある酒質にこだわり、数年の貯蔵期間を置く熟成古酒に特化した酒蔵なんだそうです
 

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古くからの町家を思わせる店舗内は昔の土間か何かを改装したような造りで
「売場樽」と書かれたホーロー樽が置かれていたり
 

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白壁の土蔵には「蒸米」に使われていたのか、蒸篭らしき木樽
頭上にはやはりホーロー樽などが展示されていました
 

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ここは熟成古酒が自慢の酒蔵で代表銘柄は「ひだ正宗」
昔ながらの手造りを主体としたこだわりの酒造りで
どことなく頑固おやじの酒蔵といった風情が有りました
ちなみに飛騨で唯一、個人経営の蔵元だそうです
徳利を持った狸の剥製が掲げた看板に「御用の方は→」とあり
 

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そちらにはガラス戸越しに今も現役の帳場が有り風情が感じられます
ここでお酒などの販売や試飲を依頼できるようです
 

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試飲は有料となっており
メニューがこちら
 

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今回①の純米山ひだ原酒2006年と
②の純米山ひだ2006年を飲み比べしてきました
どちらも15年以上熟成させたウイスキーというか紹興酒のようなまろやかさを感じました

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感想(1件)



 

お猪口ではなく薄いガラスのグラスで提供されるのは、この色を見てくれという事なのでしょう
日本酒の色は無色透明がほとんどですが、こいつは熟成のためか琥珀色へと変わっていました
日本酒といえば「清酒」といった透明感のあるお酒を想像しますが、ここ川尻酒造場ではそうしたいかにも清酒とは違った魅力の一端を感じてきました
 

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このページは、r-ohtaniが2022年3月17日 06:02に書いた記事です。

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