朝早くに出雲を出発
2時間半レンタカーを走らせ萩へとやってきました
まぁもともと萩津和野観光のため、萩石見空港便を予約したのですが
ついでに出雲大社で御朱印を賜りたくてついつい出雲観光も加えてしまったため
無駄な数時間をレンタカーで費やすことに
ということでやっとやってきた萩
まずは「史跡萩反射炉」を見学
さてその萩反射炉
江戸時代末期、萩藩は外国からの脅威に備え軍事力の強化をはかるために、鉄製大砲の鋳造に必要な反射炉の導入を試み
安政3年(1856)に試作的に築造した反射炉です
ただしこの反射炉、反射炉の建造に成功していた佐賀藩に、大工棟梁を派遣し製作方法の教えを請いにいったが教えてもらえず、外観をスケッチして描いた図面をもとに作ったらしくて、結局大砲を作るほどの品質の鉄はできなかったのだそうです
要は失敗作、いやもとい試作品と言ったところでしょうか
技術大国日本においてもこうした話はたくさんあったようです
ということで「史跡萩反射炉」
19世紀半ば、西洋科学に追いつくために、西洋の産業革命の波を受容して工業立国日本の土台を築いた産業革命遺産
というか産業革命の歴史には必ずあったであろ失敗を証明できる遺産として
今後この萩に残っていくのでしょう
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