ヒンドゥー教最大のお祭と言われる「タイプーサム」
断食のうえ身体中に針を刺し街を練り歩くことから、発祥の国インドでは禁止されてるという超々危険な奇祭
その奇祭タイプーサムの終着地が「バトゥ洞窟」ということです
計150万人が訪れると言われるこのお祭りの際は、この広い洞窟内が人で埋め尽くされるのだそうです
そんなヒンドゥー教聖地を一目見ようと
マレー鉄道KTMコミューターに揺られ20分ほどでたどり着きました
電車を降りたところで、古代インドの英雄叙事詩『ラーマーヤナ』に猿の姿をした神さまとして登場するハヌマーンがお出迎えです
このハヌマーン、孫悟空のモデルとも言われています
入口に立つムルガン(シバーの息子)神像
世界で最も高い神像(42.7メートル)です
脇には洞窟へと続くカラフルな階段が見て取れます
さて洞窟へ行くための試練はこの門から始まります
ちなみに入場は無料でした
肝心のバトゥ洞窟に行くには、写真の急勾配で272段もの大階段を登らなければなりません
女性は短パンやスカートなどの足のでる服装での入場はできません、ただ決して昇れないわけでもなく腰に巻くスカーフをレンタルして上る方々もいられました
登りに登った272段の階段
やっとの事でヒンドゥー教の聖地に辿り着きました
いざ、洞窟の内部へ
中は外とは違い少しひんやりしていて、まるでエアコンが効いているかのよう
洞窟のなかにはヒンズー教の神々の像が祭られています
鍾乳洞の奥はぽっかり上が空いてて神秘的な光が差し込んでいますが
そんな光が差し込む、洞窟の一番に奥にある明るい祭壇
よくわかりませんがここが目的地
ヒンドゥ教の聖なる祭壇です
せっかく苦労して登った階段ですが、帰りはその階段を降りねばなりません
帰りの階段では、多くのカニクイザルを見かけました
食べ物を持っているとどうやら狙われるようです
地上にはたくさんインドの屋台にまじって南国フルーツの屋台もあり
果物の王様「ドリアン」が売られていましたが、どうやらここに伺った12月末はドリアンの旬でもあったようです
これはどこぞの屋台で挑戦しなければならないようです
コメントする