さて黒部ダムを巡る旅の話も終わりましたが、現在はどこへも行けずに自宅で過ごすことの多くなった休日(我が家ではありえない事態なんです)
普段からTVをあまり見ない生活をしている我が家にあって
マイブームとなっているのがアマゾン・プライムなどの動画配信サービス
主に映画やドキュメンタリー、少し前に流行ったアニメなどをちびりちびり酒を飲みつつ見ています
そんな中、見た中で印象深かったのが小松左京原作のSF映画「復活の日」
昨年2月くらいからネットで話題となった作品です
とはいえこの映画1980年公開ですから今から40年も前の映画という事になります
GEO辺りのレンタル屋に行ってもあまりに古すぎてDVDなどは当然おいていなかったのですが
そこはさすがにニッチ(隙間)産業の本家、アマゾン・プライム
しっかりと有りました、しかも無料体験で見ることもできました
ということで日がな休日(といっても実はこの映画を観たのは昨年3月の話なんですが)
ノートパソコンに繋いだTVで鑑賞いたしました
ストーリーはというと(もう40年前の映画なのでネタバレもないでしょう)
米ソ冷戦時代の1980年代に東ドイツのライプチヒにある陸軍細菌研究所から細菌兵器として研究されていた新種のウィルス「MM-88」が持ち出され、それを手に入れた米スパイは東側陣営らしき敵と戦い、乗っていたセスナ機はアルプスの雪山に激突してしまいます
機外に放り出されたMM-88はその後、家畜を媒体に人に感染し「イタリア風邪」と呼ばれるようになった疾患は世界中に感染していきます
イタリア風邪は日本にも押し寄せ、猛威をふるいやがて医療崩壊ののち全滅
過酷な南極基地観測隊や潜水艦の乗組員863人を残して人類は滅亡といった悲惨なストーリーです
ちなみに小松左京氏の書かれたSF小説はかなり昔に読んでいましたが
南極基地にわずかに残った人々は人類の種の保存のため比率的に少なかった女性は共用となるといった、今ではとても表現しずらいシーンも映画でしっかりと描かれていました
このあたりでもうお気づきでしょうが、この復活の日に登場する「MM-88」というウイルス
電子顕微鏡での映像が映画に登場しますが、今回の新型コロナ同様にエンペロープをまとった姿かたちがそっくり
しかも中国武漢を発端とするといわれる新型コロナが世界中で蔓延、パンデミックとなっている事態をまるで予想したかの映画がこの「復活の日」というわけです
まぁワクチンも出来たようですし、ここまで悲惨な状況にはならないでしょうが
早くに終息することを祈りつつ、休日は自宅で過ごす日々がまだまだ続きそうです
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