欅平駅「安全な人喰岩に生まれ変わります」

| コメント(0)

黒部峡谷鉄道終着駅「欅平駅」
トロッコ列車が目的でしたが、この欅平周辺は秘境ムード満点とのことで
すぐに折り返して帰ったりせずに少し散策していくことに


kurobenotaiyou64.JPG
 

写真は名剣橋から欅平駅を望む景色
赤い橋が見て取れますが、これが高さ34mの奥鐘橋です
紅葉の季節はきっと絶景なんでしょうね
 

kurobenotaiyou68.JPG
 

まずは奥鐘橋を歩いて渡ります
 

kurobenotaiyou65.JPG
 

そんな奥鐘橋を渡ってすぐのところに、人呼んで「人食岩」なるものがあります
元々はダム建設工事用の道路だったもので、大きく口を開けた岩が人を飲み込むように見えることからこの名前がついたようです
 

kurobenotaiyou66.JPG
 

中からみるとなかなか迫力満点のスポットです
 

kurobenotaiyou67.JPG
 

ということで私も喰われてみました
 

kurobenotaiyou69.JPG
 

面白かったのが、その人食岩の工事看板
「人喰岩をなおしています」ここまでは普通ですが、もう一つの看板には「崩れそうな箇所をなおして安全な人食岩に生まれ変わります」と表示されており何だかシュールです
 

kurobenotaiyou70.JPG
 

続いて川岸に降りていきますがそこには右に行くと「川原展望台」、そして左に行くと「猿飛峡」なる看板がありました
 

kurobenotaiyou71.JPG
 

まずこちらが川原展望台
 

kurobenotaiyou76.JPG 
 


そして次が猿飛峡
この辺りは黒部川本流で最も川幅が狭く、昔猿が飛び越えたことから命名されたのだとか
「熊出没注意」の看板が人を拒みますが、とりあえず前へ進みます
 

kurobenotaiyou72.JPG
 

岩が剥き出しの人食岩のような岩盤を掘削した道や
 

kurobenotaiyou73.JPG
 

落盤が多いのでしょう
コンクリート製のトンネルをくぐったりしながら進みます
 

kurobenotaiyou151.jpg
 

途中、いたずら書きらしきペンキの文字が岩にスプレーか何かで描かれていましたが
その文字をよく読むと「キケン」と書かれています
そういたずら書きではなく頭上の岩に注意しなさいとの注意書きだったようです

 
kurobenotaiyou75.JPG
 

さえらに先に行くと、こんな看板がありましたそこにはこう謳われています
「危ないんだぞー」猿飛遊歩道を散策される方へ
この遊歩道は気象状況等により、まれに落石等が発生するエリアです。
多くの方が散策できるように整備しておりますが、100%の安全を保障しているものではありません。
散策される方は、常に落石等の危険がついてまわることを十分ご理解いただき、自己の責任において出来るだけ注意してご散策ください。
怖いと思ったら、ここで引き返してください!
しかし、この先の猿飛峡展望台までの遊歩道(約900m・徒歩20分)は、生きている黒部の大自然を体験できるエリアでもあります。
猿飛峡を訪れた方には、きっと感動を与えてくれることでしょう。
黒部峡谷欅平周辺運営協議会
とありました
これは十分注意して進まねばならないようです
 

kurobenotaiyou152.jpg
 

がしかし、少し歩いたところで「これより先 通行禁止 黒部市」と書かれた通行止めの柵があり
そうこれ以降は進めないようで
途中の河原園地まで通行可能でしたが、肝心の猿飛狭への遊歩道は通行止になっていて、残念ながらたどり着くことは出来ませんでした
 

kurobenotaiyou150.jpg

こうして1時間余り欅平駅周辺を散策した後は
また黒部峡谷鉄道で折り返し宇奈月温泉を目指します
 

kurobenotaiyou77.JPG

コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

この記事について

このページは、r-ohtaniが2021年1月20日 05:44に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「晩秋の黒部峡谷鉄道トロッコ電車」です。

次の記事は「GoToトラベルキャンペーンで泊まる「宇奈月グランドホテル」」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。