フィギュアの聖地「海洋堂ホビー館四万十」へ

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清流四万十川と並行して走る国道381号線から逸れ、打井川添いの細い道を走った山深い辺鄙な場所にそれはありました
それが「海洋堂ホビー館四万十」
もともとのこの日の予定は昼食に四万十の天然鰻を食べることでしたが
朝飯を食べすぎたことに加え、昨晩民宿こんぴらでたっぷり頂いていたこともあり
少しばかり時間に余裕が出来ました
その1時間ほどの時間を使ってどこかに行こうと考えたときに真っ先に浮かんだのが
この海洋堂ホビー館だったわけです
 

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その海洋堂ホビー館、なんでこんな辺鄙な場所にあるかというと
海洋堂の創業者である宮脇修氏が、この地域近くの出身だからなんだそうで
廃校となった旧打井川小学校を再生した博物館が作られたのだとか
いかにも体育館だったであろう、場所には実際に映画で使われた恐竜の脚の部分の奥に校歌の歌詞が掲示されていました
 

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そんな元体育館らしき場所には
1970年代にプロデュースしたプラモデル「カタロニア船」がどんと展示されています
30分くらいしか時間は有りませんが、見てまわることに
 

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ここには映画「グレムリン2」にて、実際に使用していたモデルや
 

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これまた映画
「シン・ゴジラ」に登場するゴジラの形状と彩色検討のため
造形家竹谷隆之氏によって製作された雛形
 

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「THE CHARACTERS」コーナーには
ウルトラQ 屈指の人気を誇るガラモンが展示されています
これ1個ほしいかも
 

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これは??
ポケモンか何かのキャラクターでしょうか
 

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ウルトラマンティガ とガラモン
これらは販売もされているようです
ちなみにウルトラマンの価格は驚くことなかれ
173,800円でした
 

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北斗の拳はケンシロウと ジャギの胸像
そういやここからほど近くの無手無冠酒造では昨年
ここ海洋堂ホビー館で行われた「北斗の拳フィギュア列伝」という特別展に合わせてデザインされた特別なお酒「北斗の拳ラベル」が限定発売されたとのことです
 

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「風の谷のナウシカ」のコーナーには
初期海洋堂超傑作、今池芳章氏による83年作ナウシカに登場する蟲使いも展示されています
 

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「スター・ウォーズ」シリーズ
 

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山下伸一氏による「エイリアン」
 

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これはなんでしょう?
 

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これもわかりません?
 

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「海洋堂の造形師たち」のコーナーでは
田熊勝夫氏によるマジンガーシリーズやゲッターロボ
 

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数々の傑作怪獣モデルを生み出している
レジェンド造形作家・原詠人氏によるウルトランシリーズ
 

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アクションフィギュアでは不可欠な「山口式可動」の使い手
山口勝久氏の作品「リボルテックヤマグチ」の数々
 

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「天才・谷明」と呼ばれる谷明氏による
「ファイブスター物語」のモデル
 

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駆け足で回っていましたが
「BOME氏」(本名は秘密)の作品で私の足が止まりました
大きなフィギュアは「トップをねらえ!1&2」に登場するキャラクター達
私自身小惑星探査機はやぶさが帰ってくるたびに、見返したくなるこのアニメのラストシーンを思い出してしまう不思議な物語でした
 
 
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トップをねらえ!2で登場する「のの」があこがれ続けた
人類の救世主「タカヤノリコ」もあり
私も崇めてまいりました
ちなみにそのBOME氏、模型を買いもしないのに大阪の海洋堂にフラフラと毎日店に来る青年の一人だったとか
 

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これは寺岡 邦明氏の作品らしいのですが、残念ながらまったくわかりません
 

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おまけフィギュアの世界
そう海洋堂といえば食玩おまけフィギュアで一躍メジャーな存在となりますが
きっかけは菓子会社・フルタ製菓からチョコエッグのおまけとしての仕事の依頼があったことから発展したそうです
ちなみにそのチョコエッグのおまけフィギュア
1999年に発売された「日本の動物コレクション」は、おまけというにはあまりに質が高く
人気キャラクターのおまけつき商品を押さえ、圧倒的な売り上げを記録したのだそうです


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そんな海洋堂が、初の『公式フィギュア』として採用されたのが
旭山動物園ヴィネットシリーズ
旭山動物園の特徴である動物たちの『行動展示』が再現されたカプセルフィギュアで
旭山動物園でしか手に入らいないレアもの
実は私も旭山動物園を訪れた際に2個ばかりガチャガチャで買ってます
 

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大ヒットコミック「進撃の巨人」のフィギュアもありました
 

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続いて「博物館公式フィギュア」
博物館に収蔵されている物のフィギュア
 

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台北にある故宮博物館の目玉展示である翡翠で作られた「翠玉白菜」
(故宮博物館を訪れた際に現物の写真を撮ってきていますが、なるほどそっくりです)
 

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ロンドンの大英博物館ではめずらしくガラスのショーケースに収められた
黒猫『太陽神ラーの娘 バテスト神の化身』のフィギュアもありました
(これまた大英博物館を訪れた際に現物の写真を撮ってきています)
 


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最後にお土産コーナー
 

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お土産というには高価ですが、可動フィギュア造形作家・山口勝久氏が手掛けた
アメコミをテーマとした「フィギュアコンプレックス アメイジングヤマグチ」の作品の数々
このアイアンマン、1個ほしいかも
 

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さてこの海洋堂ホビー館四万十
入場料は大人一人800円でしたが、このガチャガチャのカプセルが土産にいただけます 
 

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さて次は海洋堂ホビー館四万十の企画展
「シン・海洋堂エヴァンゲリオンフィギュア展」を見学

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2020年12月13日 13:26に書いた記事です。

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