「ひやおろし」とは、江戸の昔、冬にしぼられた新酒が劣化しないよう春先に火入れ(加熱殺菌)した上で大桶に貯蔵し、ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、2度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷したことからこう呼ばれ、秋の酒として珍重されてきました。
そんなひやおろしを愉しむ会が催されるとのことで、ゴルフコンペが終わったその日
しかも翌日も同様で早朝に起きねばなりませんが、出かけていくことに
こんなタイトな日程でしたが、決行したわけは
この方からこんな会があると誘われていたからでした
それがその会のゲスト 上川大雪酒造(株)川端慎治杜氏
そしてその会の名前は「道産酒と全国のひやおろしを愉しむ夕べ」なるもの
当日渡されたお品書きにはこう書かれています
『酒遊会とはジャスマックプラザ「日本料理 花遊膳」において
全国の選りすぐった日本酒と料理を楽しむ会です。
毎回テーマを設け、日本酒を楽しく飲みながら
勉強する要素もあります。』
会場となるのはジャスマックプラザ・ホテル
その地下にある「日本料理 花遊膳 はなゆうぜん」
上の階にある温泉には何度かお邪魔しましたが花遊膳は初めての訪問となりました
さて道産酒と謳われていますが、この日は当然、上川大雪酒造のもの
「上川大雪」特別純米 緑丘蔵 彗星 【北海道】
「上川大雪」特別純米 碧雲蔵 彗星 【北海道】
「上川大雪」山廃特別純米 吟風 【北海道】
川端杜氏自ら注いでいただきます
そして前述の「全国のひやおろし」は
「出雲富士」秋雲 AKIMO 純米 【島根県】
「酉与右衛門」」秋桜 純米吟醸 【岩手県】 こいつはお燗でいただきます
「龍勢」ひやおろし 山田純米原酒 【広島県】 こいつも燗
いよいよ宴の時間となり乾杯酒となるのは
「上川大雪」特別純米 彗星 斗瓶取り 【北海道】
めったに出荷されない貴重なお酒
川端杜氏の掛け声で乾杯となります
まずテーブルに運ばれてきたのが
「ちえびじん」純米吟醸 生熟 八反錦 【大分県】
「大信州」秋の純吟 【長野県】
「天寳一」八反錦 純米吟醸 秋上がり 【広島県】
ソーシャルディスタンスといった事なのでしょう、おちょこでの提供となりました
食事は日本料理 花遊膳の自慢の料理
まずは先付け
「イカの紅葉和え」
続いてお造り
「サンマ木の葉造り」
焼物はというと
「道産牛のほうば味噌焼き」
揚物
「海老みの揚げ」
酢の物
「きのこ菊花みぞれ酢和え 天イクラのせ」
最後に食事
「鮭と栗炊き込みご飯・味噌汁 香の物」となりました
どれも日本酒にはよく合う料理ばかり
3時間近く日本酒とともに堪能いたしました
そんなこんなでかなりのハードスケジュールでしたが
今年初となるお酒の会に参加することが出来ました
今後はどうなるかまだ分かりませんが
飲食店にお客が入らず、日本酒をはじめとしたお酒が余剰気味とも聞きます
またこんな機会があれば参加してみたいものです
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