世界農業遺産に認定される日之影町七折の棚田
山々に囲まれた山間地で、耕作地が極めて少ない地域にあって古くからの特徴的な農業が現在に受け継がれています
里山や渓流、集落と棚田が織りなす美しい景観
日本にもまだこんな風景が残されていたんですね
姫泉酒造でこれまた古くからの伝統に基づいた焼酎造りを見学した後は神話のふるさと
天孫降臨の舞台ともいわれる高千穂峡へ
ところが本来ならこんな景色が拝めるはずだった高千穂峡
8月上旬に北九州を襲った豪雨の影響で上の写真のようなエメラルドグリーンの神秘的な水面が望めるはずが
こんな泥にまみれた激流の高千穂峡を見ることに
もっともこれもレアと言えばレアな景色なんですが・・・・
ここで気を取り直し伺ったのが昭和参拾年創業 元祖流しそうめんの看板のある「昭和参拾年創業 元祖流しそうめん 千穂の家」
メニューにも元祖流しソーメンと謳わ書かれていますが
元祖流しソーメンと謳う店は多く
岐阜県郡上市美並町にある「釜ヶ滝 滝茶屋」や
岐阜県郡上市の「阿弥陀ヶ滝荘」
兵庫県 宍粟市の「元祖流しそうめん みやなか」
鹿児島の指宿にある「唐船峡のそうめん流し」などなど全国に多数存在いたします
まぁどこも水の美味しい地域という共通点はあるようです
もうすでに午後2時ということもありますが、新型コロナの影響でしょう
観光地の人気店であるにも関わらず、千穂の家には私どもの他に客はおりませんでした
どうやら思う存分、夏の風物詩「流しソーメン」が楽しめそうです
店内には4本の竹の樋が横たわり、そこに高千穂峡の玉垂れの滝の清水を引っ張って流しています
ここに伺った7月下旬にあっても水はキリッと冷たい
ということで一人前600円の高価な流しソーメンを流していただき
ソーシャルディスタンスのビニールの幕が物悲しいなか
貸し切りの流しソーメンを堪能してきました
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