ケネディ宇宙センター・アップクロース・エクスプロアー・ツアー第二段は
ケネディ宇宙センター内の立ち入り禁止区域である組み立て工場(VAB/ビーケル アッセンブリービルディング)やロケットやスペースシャトルの発射場をNASAの専属ガイドが専用バスで案内してくれるという内容
ビジターコンプレックスからは専用のバスに乗りバナナリバーにあるロケットやシャトルの発射台を望める場所へ向かいます
バナナリバーの展望台からは、スペースセンターの施設が一望できます
そうここはスペースシャトルの発射などが展望できる場所なんです
とは言え、はるかかなたに見える組み立て工場(VAB/ビーケル アッセンブリー・ビルディング)の高さは160mのはずですが、やたらと小さく見えます
そう発射台やこうした施設までは、このバナナリバーの展望台から距離は8マイル
13kmほどの遠方にあり、実際スペースシャトルの打ち上げをみても小指の爪ほどの大きさも無いのだとか
映画の「アポロ13」や「宇宙兄弟」の画像には、身近でロケットが発射される迫力の映像で表現されていますが、現実はかなり違うようです
ちなみにこのバナナリバー周辺は白頭鷲の保護区
自然が残されているのはいいのですが、ワニもたくさん生息しており
この時も私ども見学者を狙っているのか、水面から2つの目だけ出して睨んでおりました
実際スペースシャトルの発射を観たことのあるガイドさんの話だと
見えるロケットは「小指の爪」大にしか見えないとしても
発射となると13キロ離れていても地響きと爆音がものすごいらしい
バナナリバーの展望台を観たら次は
そのビーケル・アッセンブリー・ビルディングへ
建物の手前にはロケットやスペースシャトルを運搬する、巨大なクローラー・トランスポーターが置かれていました
そしてそのスペースシャトルやロケットを、セットしたまま発射台まで運搬するクローラーの通路。がこれ
巨大なシャトルを運ぶ道路なのだが、アスファルトだと重みに耐えられないことから砂利敷きの道路になっていました
そんな通路にはクローラーがつけたであろうキャタピラーの轍も見て取れました
ちなみにこのクローラーの燃費はリッター3m
世界一燃費の悪い車なんだそうです
作りかけの発射台であるプラットホームも見ることが出来ました
プラットフォームは、スペースシャトルやロケットのエンジンから発生する力と熱に耐えられるように設計されてるのだとか
さてその発射台
LC-39AB展望丘からは
「LC-39A」と「LC-39B」の2つのシャトル発射台が見て取れます
アップクロース ツアー専用バスは、宇宙センター最大の発射台LC-39Aの脇を通りますが
このLC-39A
アポロ11号やスペースシャトルの打ち上げに使われた歴史的な発射台で
TVなどで発射の映像を観られた方も多いのではと思います
次にLC-39B
次世代用に解体され、今回の渡航に間に合わせるかのように、組み立てられたばかりの発射台で
今後、オリオン宇宙船を搭載するスペース・ローンチ・システム などのの打上げに使用される予定なんだそうです
発射台の脇に水が入っているであろう貯蔵タンクも見て取れました
アメリカの宇宙開発に携わるロケットの組み立て工場
ビーケル・アッセンブリー・ビルディング前には、アポロ計画などで使われたであろう
脱出ロケットや
避難の際つかう、戦車の様な車
スペースシャトル乗船の際使われたブリッジ
が展示
ツアーはここでちょっとした撮影タイムとなり
私どもも久々に記念撮影
さて次はいよいよ悪魔を拝みに
アポロ/サターンVセンターへ
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