成田~シカゴへと向かうJL10便
搭乗するのはボーイング777-300ER
ファーストクラス付きの機材です
今回の旅は我が家の結婚30周年を記念する特別な旅
ちょっと背伸びして、ファーストクラスを予約いたしました
(もちろんキャッシュではなくマイルを使った特典航空券なんですが)
ちなみにラウンジでの食事を控え目にしたのは、ファーストクラスでの機内食を考えての事だったんです
ボーイング777ということでファーストクラスには
「SKY SUITE 777(スカイスイート777)」が導入されています
機内とはいえ、半個室の空間
11時間半のフライトを楽しみます
まずはリラクシングウェア(パジャマみたいなもの)を渡されトイレで着替えます
ちなみにその時、来ていたシャツやスラックスは機内でアイロンをかけてくれました
席に置かれたアメニティキット
これはイタリアのラグジュアリーブランド「エトロ」とコラボレーションしたアメニティキットとのこと
ノイズキャンセリングヘッドホンが備えられていますので
いつものように自前のイヤホンではなくこいつを使います
スカイスイート777のシートをフラットにした状態がコレ
これに浅田真央ちゃんのCMでおなじみの
「エアウィーヴ」を敷いて就寝します
ちなみにJALスカイスイートでは特別仕様の
「エアウィーヴ DUAL MODE」、「エアウィーヴピロー S-LINE」が備えられているのだとか
さてラウンジで腹八分にしてやってきたのはここでの機内食のため
まずは先付
そうファーストクラス・ビジネスクラスではこうして一皿一皿時間をかけ
飲み物と合わせつつ提供されます
ヱビスびーるとともにいただきます
先付五種はミシュラン三つ星の名店
神楽坂 の「石かわ」と「虎白」のシェフ石川秀樹氏と小泉瑚佑氏監修による献立
「石かわ」は2皿
芋茎・和牛・白胡麻あん・醤油ゼリー
生鮑・胡瓜・ジュンサイ・生姜酢
「琥珀」は3皿
キャビア・毛蟹・うずらの半熟玉子・出汁醤油
帆立香味和え・焼茄子・隠元
鮎・トリュフソース・ベビーコーン
和食ということで合わせるのはもちろん日本酒
醸し入九平次 純米大吟醸 彼の地
洞爺湖サミット(2008年)のワーキングランチでふるまわれた純米大吟醸です
特に石かわのジュンサイが新鮮で美味かった
「お椀」はこれまた石かわの
すっぽんの澄まし出汁・千切り野菜色々・玉子豆腐
「お造り」は石かわと琥珀をチョイス
まず石かわが
伊勢海老炙り・煮蛸・万願寺唐辛子・伊勢海老餡
私の選んだ
琥珀が
太刀魚燻し・香味セリーかけ・雲丹
この雲丹とてつもなく美味かったとキャビンアテンドさんに伝えたところ
もう一皿どうぞといただきました
しかも雲丹多めで
そんな雲丹に合わせるのは
福島県の蔵元・廣木酒造本店が醸す「飛露喜」
こちらも洞爺湖サミットのさい使われた純米大吟醸です
「煮物」は
石かわの
鰻・冬瓜・椎茸・玉葱・茗荷
江戸野菜の「新取菜」
「飯物」は
石かわの時鮭のご飯
もしくは
白ご飯が選べますが、この白ご飯
新潟奥阿賀産コシヒカリ「雪蔵今摺り米」を機内で炊くと言うもの
気圧の低い機内ですから圧力釜か何かで炊いているのでしょう
物珍しさからこちらをチョイス
「留め椀」は
石かわの味噌椀(生海苔・九条葱)
「香の物」は
石かわの水茄子・昆布・胡瓜
「甘味」は
琥珀のメロンソース・シュリームース・黒糖ゼリー・カステラ
それにトリフチョコレート
食べたらしばし映画鑑賞
プログラムガイド「JAL Mooove!」から
「キングダム」やら「アベンジャーズ・エンドゲーム」など公開してさほど立っていない作品を鑑賞
その後、就寝となりました
眠りから覚めたらまずはビール
時差の関係で昼飯の次が朝食となりますが、その朝食はフミコの和食
台の物は
ローストビーフの夏野菜包み 胡麻だれ
厚揚げのカレーおでん風
これにご飯と赤だしのお椀が付きます
ついでにJAL特製 『Japanese Soba Noodles蔦』 醤油ラーメン を頼んでみました
メニューには
〜トリュフオイルの豊かな香りをお楽しみください〜
とあります
そんな機内食を楽しんだり映画を観たり寝ていたら
あっという間にシカゴ・オヘア国際空港にたどり着きました
この空港はユナイテッド航空の本拠地ということでターミナル1のエプロンには
ユナイテッドの機材が大勢見て取れました
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