「使徒、侵入」いやもとい「ポルコの住んでいた秘密の島」潜入

| コメント(0)

ポートキャンベル国立公園の十二使徒の景観が見れるのは
いかにも観光名所らしく大きな売店・トイレが備えられた展望スポット
「トゥエルブ・アポストルズ・ビジターセンター・キオスク」から歩いていく展望スポットだけではありません
海岸線沿いにあと数か所良い展望スポットがあるということで、もう一つの十二使徒の展望スポットである入り江「ローチ・アード・ゴージ」へツアーバスは向かいました
 

Melbourne365.JPG
 

さてそのローチ・アード・ゴージ
ゴージは入り江ですが
その入り江の名前は昔ここで難破した船の名前ロック・アードから付けられているそうです
 

Melbourne375.JPG
 

写真でもわかる通り峡谷付近の海では船がいかにも座礁・難破しそうな波が見て取れます
ちなみにその名の由来のロック・アード号は1878年ロンドンからメルボルンに向かっていたオーストラリア最後の移民船で、この複雑に入り組んだ岩と岩に挟まれた海岸地帯で濃霧の影響もあり難破
 

Melbourne374.JPG
 

54人の乗客のうち生き残ったふたりの生存者は両岸を断崖に囲まれたこの入り江に漂着

 
Melbourne377.JPG

 

この入り江にたどり着いた男女2人は当初、海岸にあった洞窟に身を潜めていたそうです
 

Melbourne368.JPG
 

宮崎アニメ「紅の豚」で主人公ポルコの住んでいた秘密の島はこんなイメージだったのでしょうか?
 せ

Melbourne378.jpg
 

秘密の島はギリシャのザギンドス島というのが有力ですが
ここもそれなりに雰囲気を出しています
 
 
Melbourne376.JPG
 

ということで私どもも階段を下りてビーチまで行って
そこから使徒を見上げてみます
そう「使徒、潜入」
いやもとい「紅の豚の舞台との評判のポルコの住んでいた秘密の島」潜入です
 

Melbourne369.JPG
 


ちいさな洞穴には鍾乳石のようなつららが見られます
ということはここいらの土地は石灰岩なんですね
 

Melbourne370.JPG
 

ビーチまで階段を降りて砂浜から海を眺めることのできる数少ない場所
この断崖絶壁を助けを求めて登ったんですね
 

Melbourne371.JPG
 

この洞窟も将来は浸食がすすんだら貫通してブリッジのようになるんだろうな
 

Melbourne372.JPG
 

それにしてもこのインスタ映えしそうなこの景色
 

Melbourne366.JPG
 

こんな景色に出逢えるのならデジタル一眼持ってくるんだった
とちょっと後悔
けれどiPhoneXで撮った画像もなかなかですね
 

Melbourne367.JPG
 

これでポートキャンベル国立公園の十二使徒をメインとしたグレート・オーシャン・ロードのバスツアーは終了
帰路は内陸部を通りショートカットして帰りますが、そんな内陸部ではこうして広大な土地でゆったりと羊を育てる姿が見て取れました
そうオーストラリアの人口は2,360万ですが
それに対し羊の数は6,754万と人口の3倍の数の羊を生産する羊大国
あちらこちらでこうした羊牧場を観ることが出来ました
 

Melbourne373.JPG
 

おっともう一つ
グレート・オーシャン・ロードで見かけたキャンピングカーの話を忘れていました
その話はまた次回に

コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

この記事について

このページは、r-ohtaniが2018年4月16日 19:24に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「「使徒、襲来」」です。

次の記事は「ポートキャンベル国立公園で見かけたキャンピングカー達」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。